インターネット広告の世界的な業界団体である米IABは、広告ユニットガイドラインで定める標準広告ユニットを大幅に改訂しました。新しく6種類が追加され、既存の11種類が削除されました。削除された広告ユニットには、懐かしのスカイスクレイパーがあります。 IABの標準広告ユニットは、媒体や広告代理店が利用する標準的な広告の大きさや容量、アニメーションループの回数などを定めるもので、2年ごとに改訂されています(以下の情報は2011年2月28日時点のもの)。 追加6種は大判のインタラクティブ系IABは、次世代の広告ユニット(広告フォーマット)を公募していたのですが、応募36ユニットから6つを「Rising Stars Ad Units」として選定しました。これらの広告ユニットは、今後6か月にわたって市場で検証された後にIAB標準広告ユニットとして定められる予定です。 IABが「ブランディング(クリエイ
どんな場合に「通常価格」と示すべきか、あなたは理解していますか? 気をつけないと、景品表示法に違反する二重表記となってしまうかもしれません。今回は、商品やサービスを提供する人ならば知っておきたい二重価格表示(ダブルプライス)について、例を交えつつ簡単に解説。実は、「当店通常価格」や「セール前価格」の表記には、ルールがあるんです。ガイドラインを理解して、つい2重価格表示してしまうことを防ぎましょう。 今日は二重価格表示に関する基本をおさらいしておきましょう。とある筋のサービスで最近特に注目されているこのキーワード、広告やマーケやセールスに携わる人間ならば知っておかなければいけない常識ですね。 二重価格表示とは、商品やサービスを提供する際に、実際よりも著しく有利であると思わせる表示のこと。「不当景品類及び不当表示防止法」(景品表示法)という法律の第4条第1項第2号で定められています。 第四条
フォロワーからの注目やリンクを集めることを期待して、自分のTwitterアカウントで新しい投稿や製品についてつぶやく人は多い。こういった活動が、インデックス化されるページの増加や迅速なインデックス化にもつながるとしたらどうだろう? jtkaczukが2010年3月に、「Twitterをサイトマップとして利用する」という記事をYOUmozに投稿した。僕はこれを読んでからTwitterのパワーについて考え始め、Twitterをもっと活用することがインデックス化の助けになるんじゃないかと思うようになったんだ。 そこで僕は、ほんの数か月だけささやかな実験を行ったのだが、その結果は驚くべきものだった。 Twitterとインデックスの実験の方法この実験では、次のことをそれぞれ追跡できるようにした。 新製品がサイトに追加されたことそれがツイートされたことGooglebotにクロールされたことグーグルでイ
あなたのお店の情報も、Googleの検索結果ページで地図にマーク付きで表示したいと思いませんか? そのためには、「Googleプレイス」という仕組みで登録しましょう。この記事では、Googleプレイスにお店の場所の情報を登録して、地図上に表示させる方法を解説します。もちろん、登録は無料です。 最近、GoogleによるGoogleプレイスの露出が活発になっています(Googleプレイスは、以前は「ローカルビジネスセンター」と呼ばれていたサービスです)。 渋谷の駅構内では、山手線乗り場への階段の一面がGoogleプレイスの広告になっていたり、次は田園都市線構内がGoogleプレイス一面に切り替わっていたりしていて、GoogleプレイスにかけるGoogleの本気度が伺えますね。 さて、そんなGoogleプレイスですが、実際にはどのような登録手順が必要で、どのように使うのでしょうか?今回は筆者が通
■カジュアルゲームのデザインパターン「んでね、僕思ったんだけど、カジュアルゲームに求められているのっていわゆる今まで僕らが『ゲーム』だと思ってきたものとは違うんじゃないかと」 K氏「またお得意のアレか」 「まあお得意のアレなんだけど、こんな図(下図)になってると思うんだよね」 T氏「ああ、まさに、いまのカジュアルゲームってだいたいこんな感じですね。GREEのゲームもモバゲーのゲームもすべて当てはまる」 K氏「なんだこれ、ゲームというよりパチスロじゃないか」 「そのとおり。というか、僕は長年、なぜ人はパチスロにハマるのか理解できなかったんだよね。最初は、それがギャンブルだからだと思っていた。けど、家庭用ゲームやケータイアプリとしてもパチスロのクローンは売れてるわけ。もうそれはギャンブルじゃない。ということは、『ギャンブルだからおもしろい』のではなくて、そもそもおもしろいものであって、『ギャン
K氏「ところで清水んところはどうなのよ」 「僕のところっていうと?」 K氏「コンテンツってことだよ。ハードがコレだけ苦戦してるから、コンテンツもさぞかし苦労してるだろうなって思って」 「それが最近はそうでもないんですよねー」 K氏「えっ?」 「SNS向けのソーシャルアプリ、いわゆるmixiアプリとかモバゲータウンのゲームとかがいま凄いことになってるんですよね」 T氏「あれは凄い人気ですね」 K氏「へー。ニュースで見たけど牧場のゲームとかだろ? あれのどこがおもしろいのか、長年ゲーム会社にいた俺にはわからんのだが」 「あれのおもしろさを伝えるのは難しいんだけど、要するにいまはカジュアルゲームの時代っていうことかな」 T氏「それはありますねー。キャリアの影響力が下がってきているのも、モバゲーやGREE、mixiのようなソーシャルサービスの方が圧倒的にユーザーの接触時間が長くなってきていることに
今日は、ここ1~2か月で特に話題が多くなってきているTwitterや、8月から正式公開となるmixiアプリといったサービスに関して。要は「単に流行だからって乗るのはどうよ?」というお話です。 Web担3周年記念オフ会で、ゼロベースの石橋さんからこんな話を聞きました。 プロモーション目的のmixiアプリの制作を依頼されることが増えてきたのですが、 それ単体で制作会社に直接依頼されても困るんですよね。 mixiアプリやソーシャルアプリを否定しているのではなく、プロモーション目的ならば、mixiアプリ単体としての制作案件をWebサイト制作会社に依頼するのではなく、広告代理店を通してちゃんとプランを組み立てましょう、ということ(時間がなくて詳しくは伺えなかったので、石橋さんの意図とは少し違うかもしれませんが)。 先日、Twitterを中心としたソーシャルメディアのビジネス活用というテーマのセミナー
今日は、Webサイトを作ったらまずやるべきことのチェックリストを紹介しましょう。サイトは作るまでも大切だけど、作ってからのアクションも同じかそれ以上に大切。 すでにサイトを運営している人は、やってないものがないか確認してみましょう。 サイト運営日記をスタートする(変更点を日付と一緒にメモしていく)XMLサイトマップを作って更新内容が含まれるようにするGoogleウェブマスターツールにサイトを登録する → https://www.google.com/webmasters/sitemaps/XMLサイトマップを登録するURLのwwwあり/なしの統一を指定するサイトリンクの表示をチェックして調整(以降随時)Yahoo!サイトエクスプローラーにサイトを登録してXMLサイトマップを登録する → http://siteexplorer.search.yahoo.co.jp/live Webmaste
最近、モバイルの利用者増に伴い、モバイルコンテンツは増加し、モバイル広告ビジネスが拡大していくだろうといった言葉を多く耳にする。 モバイルの利用者は音声通話やメールに留まらず、インターネットへの接続ツールとして、ライフスタイル、ライフサイクルに密着して利用する点がPCでの行動パターンと大きく違うというのは、Web担当者の想像の範疇であろう。 しかし具体的な違いや想像通りにいかない点については、モバイルサイトの解析によって初めてわかることだと言っても過言ではない。アクセス解析によって担当しているモバイルサイトのユーザーニーズを把握することは、モバイルビジネスにとって、今とこれからにつながる重要な取り組みだと言える。 はっきり言って、携帯サイトの解析は難しい部類に入ると思う。しかしそれは、さまざまなサイトを多数の必要要素で戦略的に分析してきたような、アクセス解析のプロの視点での意見だ。ふつうの
グーグルは現在、ウェブマスターとサイトオーナーに対して、複雑で厄介な動的URLをすっきりした静的URLにリライトしないように勧めている(その件に関するグーグルブログの記事や、Search Engine Landでの報告)。どういう論拠でそういうことを言ってるんだろう。 私たちの友人と同じように、静的URL、または静的に見えるURLの方が、サイトのインデックス化や検索順位向上に有利だと思っているウェブマスターは多い。検索エンジンはセッションIDやソーストラッカーを含むURLを巡回したり解析したりするのが苦手だという前提に基づいた考えだ。 ところが実のところ、グーグルではこの両方に関して機能を向上させている。静的URLはユーザーにとって読みやすいため、クリック率に関しては若干有利かもしれないが、データベース主導型のサイトを使用することにしても、インデックス化やランクの面でそれほど不利になること
検索エンジンを使っていると、時として、わけのわからない検索結果に出くわすことがある。普通のユーザーなら、たいていは気にもとめずにさっさとキーワードを変えて検索し直すところだろうが、僕たちみたいに検索とSEOの世界にどっぷり漬かっていると、この手の問題がいつまでも気になるんだ。 僕はこの2か月間で、その手の検索結果を10件集めた。それをこのブログで公開して、もっと大勢の人にこの推理ゲームに参加してもらい、知恵を拝借しようと考えたってわけ。 10位:Google がひいきにしている大学「U of」で検索するとこうなる。 なぜアリゾナなんだ? 過去にも妙に偏った検索結果を目にしたことはあるが、こいつはまったくの謎だ。こんな結果をもたらすサイトリンクアルゴリズムがどんなものであれ、誰かが偏向を是正する必要がある。 ※Web担編注 ちなみに日本語環境で検索すると、トップは東京大学。 9位:セーフサー
コンテンツは現場にあふれている。会議室で話し合うより職人を呼べ。営業マンと話をさせろ。Web 2.0だ、CGMだ、Ajaxだと騒いでいるのは「インターネット業界」だけ。中小企業の「商売用」ホームページにはそれ以前にもっともっと大切なものがある。企業ホームページの最初の一歩がわからずにボタンを掛け違えているWeb担当者に心得を授ける実践現場主義コラム。 宮脇 睦(有限会社アズモード) 心得其の八十 彼方からの手紙「失敗しましたね」担当編集者からメールが来たときにはすでに遅し。公開されており変更できません。メディア報道に加えて、「ネット」での盛り上がりを考えれば織り込むのが基本だったのに……「悔しいです!!」とお笑いコンビ「ザブングル」のギャグが口をつきました。 何かというと、第75回コラム「キャラ立ちぬ。マンガ文化の恩恵をうけるなり」で平城遷都1300年祭りの「キャラ騒動」を取り上げたのであ
どの製品があなたに適している? アクセス解析ツール&サービス 13種類徹底比較! 史上最強の機能比較表 この特集では、ここまでの記事で、アクセス解析がWeb担当者にとってどんな意味があるのか、解析する場合にどんな指標をどう見るのか、解析ツールやサービスにはどんな種類があるのかを解説してきた。 しかし、実際にアクセス解析をするとなると、何らかのアクセス解析ツールを導入するか、アクセス解析サービスを利用することになるだろう。 この記事では、現在日本で利用できる主要なアクセス解析ツール13種類について、対応する機能や価格、ライセンス、特徴などをまとめた。 どのツールを利用するのが適しているのか判断するのに必要なデータがつまっているので、ぜひ参考にしてほしい。 ちなみにこの記事は、比較して見やすいように、表がサイドバーを突き破って右に伸びるという常識を無視したレイアウトを採用している。サイドバーを
SEOmozでは、Diggに投稿してくれとか、Redditで後押ししてくれとか、Del.icio.usでタグを追加してくれなんてことを、友達に頼んだことが結構あったので、僕にはこの話題を取り上げる資格がほとんどない。だけど、ソーシャルメディア操作の度合いを目にした僕は、とても驚いたんだ。 上の例は、Digitalpointの検索エンジンとマーケティングに関するフォーラムの中にある、サービス売買セクションのサブフォーラム「Freebies(無料のもの)」の様子だ。StumbleUponやDiggで投票してくれたら何倍返しだとか、無料でStumbleUponの投票しますとか、そんな内容が目に付く。ここは無料サービスの提供や調達を行う場で、公の場でアクセス可能な、最も活動的なソーシャルメディア操作の源の1つなんだ。ここに集う人々は、数分ごとに、Diggしたり、Redditしたり、Del.icio
なぜ新しい掲載順位の決定方式が必要だったのか?オーバーチュアは、なぜこのような変更をする必要があったのだろうか。それは、重要度が増す検索マーケティングを健全に発展させるためだ。 キーワード広告は、ネットユーザーが検索エンジンにおいて何らかのキーワードで検索した場合に、その検索結果に表示される広告だ。広告内容に関連のあるキーワードで検索されたときにだけ表示されるように設定できるからこそ、キーワード広告は効率的な集客の手段となっているのだ。 しかし、ネットユーザーにとっての「検索エンジン」とは、広告を見るための場所ではなく、何らかの「情報」を探す場所である。求めている情報を入手できるからネットユーザーは検索エンジンを使うのであって、不要な情報が多ければ多いほど検索エンジンの価値が下がってしまう。そのため、検索エンジンの検索結果に表示されるものは、それが広告だったとしても、できる限り検索ユーザー
PCの前に座っている「セカンドライフ」のユーザーは、オンラインゲームにログインしているのと同じような状態に置かれる。ただし、ゲームのようにストーリーやクリアすべきミッションがあるわけではない。ユーザーが好きな格好をして好きなときに好きなところへ行って好きなことをすればいいという点が、ゲームとは大きく異なる。 ゲームではないにしろ、3D画像の世界を歩き回るというバーチャル世界が、なぜビジネスで利用できるかもしれないという期待を持たれているのか。当初はITリテラシーの高い個人の趣味人のものだったブログやSNSが、今ではさまざまな手法でのマーケティングに利用されているのと同様のことが起こると考えられているからだ。 セカンドライフで第二の人生を送る団塊の世代が? 感覚的に理解できるテレビと連動した紹介が始まる現在、日本人の登録数は約5万人だが、実際に中で活発に活動している人は1万人弱程度と見られて
検索の分野で僕が気に入っている(たくさんいすぎて、1人を選ぶのは難しいな)カナダ人の1人Andrew Goodman氏が、気になる記事を紹介していた。問題の記事はiMedia ConnectionのJamie Roche氏が書いたもので、「A ReDesign Worthy of Google De-listing(Googleから消えてしまうデザインの手直し)」というものだ。僕の記憶が正しければ、Roche氏はインタラクティブマーケティング分野の第一人者Jon Mendez氏と一緒に仕事をしている人物だが、なかなか貴重なアドバイスをしている。残念なことに、遠い昔の検索エンジン最適化(SEO)神話時代に、取るに足らない話として片づけられた意見だ。 Roche氏によると、SEO界には「無数のサードパーティー」が支持する「常識」があるという。この無数のサードパーティーっていうのは、僕らのことな
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