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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/zoot32 (7)

  • サリンジャーのこと

    今朝、目が覚めて、しばらくベッドのなかでアイフォンをさわっていたら、サリンジャー死去のニュースを知った。1919年生まれだから、かなりの高齢ではあったが、それにしても、サリンジャーが死んだというしらせはなんだかふしぎな感じがして、そのまますこしぼんやりとしてしまった。 数年前にヴォネガットが死んだけれど、そのときにわたしが感じた気持ちは、今回とはすこしちがっている。なぜなら、実人生においてヴォネガットは、すこやかに、とてもよく生きたが、サリンジャーは、ごく控えめにいっても、彼の人生をじゅうぶんに享受し、よく生きたとはおもえなかったからだ。彼は作品を発表せず、人目を避け、森の奥にひっそりと暮らしていた。家のまわりには高さ2mの塀をめぐらせていたという。 だからこそ、わたしにとって、サリンジャーがまだ生きているというのは、とても意味のあることだった。彼の机の上には、十数作におよぶ長編小説の完成

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    ryuzi_kambe 2010/01/29
    シュレーディンガーのサレンジャーは2mの塀に囲まれていた
  • なにがなんでもワープを習得しなくてはならない - 2009-11-17 - 空中キャンプ

    雨が降るたびに、会社までワープで移動できたらいいのにとおもう。ワープさえできれば、通勤時間は2秒になり、途中で雨に濡れることもなく、始業時間の直前まで自宅にいることができる。また、通勤にかかる費用もゼロになるから、会社から支給される交通費はさっそくお小遣いに早がわり。生活にはゆとりが生まれ、自由な時間が増えることにより、あくせくした都市生活のストレスから開放される。なんていいんだろうとおもった。こうなっては、なにがなんでもワープを習得しなくてはならない。 しかし、ワープにはいくつか問題点がある。いまわたしがもっとも心配しているのは、第三者にワープを見られてしまった場合の対処だ。もし、ワープの到着地点に誰かがいた場合、なにもない空間にとつぜんわたしが現れることになる。これは、あきらかに取り返しのつかない失敗だ。きっと大騒ぎになり、会社を辞めされられてしまうとおもう。そのため、会社の付近に、決

    ryuzi_kambe
    ryuzi_kambe 2009/11/17
    「ワープさえできれば、通勤時間は2秒になり」 その2秒の根拠が知りたい。
  • 『サマーウォーズ』を見たゼ! - 空中キャンプ

    新宿にて。おもしろかったです! とてもよかった。爽快感にあふれたアクション、しっかりと練られた展開やモチーフ、コンセプトが定まったビジュアルデザイン、ストーリーがもたらす高揚など、どれもみごとで、どのシーンも見どころでした。夏休み映画ならではのわくわく感を欠かさずにもり込む作風も好印象。たのしく見れるいい映画でした。 ストーリーは、世界中のあらゆる機能──通信、各種インフラ、経済など──が集約されるネット空間「OZ」が何者かのしわざによって機能不全に陥り、夏休みで集まった親戚一同(これ、ほんとにいい設定だなあ)がその危機を回避しようとがんばる、という展開になっている。まず、なぜ仮想空間の名前が「OZ」なのか、という興味がわくが、見終えてみると、主人公の青年と、『オズの魔法使い』のドロシーには奇妙な共通点があることに気がつく。彼らはともに、自分のしたことがどのような意味を持つのかわかっていな

    『サマーウォーズ』を見たゼ! - 空中キャンプ
    ryuzi_kambe
    ryuzi_kambe 2009/08/11
    これを見て実家に帰省したオッサンや子供たちは、いったいどんな夏を過ごすのかな。
  • リサのこと - 空中キャンプ

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    ryuzi_kambe 2009/07/24
    そこで全く空気を読まないはてなダイアリーキーワードが素敵。
  • マリオカートが遊びたい - 空中キャンプ

    ryuzi_kambe
    ryuzi_kambe 2009/05/01
    っていうかDSの買えばいいじゃん
  • 2008-02-25 あの娘ぼくがアカデミー賞取ったらどんな顔するだろう - 空中キャンプ

    惜しくもオスカーを逃してしまったポール・トーマス・アンダーソン監督ですが、個人的にも友人であるわたしが、さきほど電話でインタビューをしました。日では最速だとおもいます。PTA独占インタビューをぜひおたのしみください。もちろんエクスクルーシヴな記事ですが、雑誌などに掲載したい方がいたら自由に転載していいです。 「もしもしこんにちは。ポールさんですか」 「あー、はいどうもどうも」 「今はどこにいるんですか」 「えーっとねえ、会場をでて、スタッフとかみんなでごはんをべてから、今はホテルに戻ったところです」 「なるほど。今日はどんな一日でしたか」 「うーん。ものすごい期待と共に目覚めて、誇らしげに胸を張って会場入りして、えらくがっかりしてでてきた(笑い)」 「へぇー。あんまり賞にはこだわらないタイプかとおもってました」 「もう僕、賞とか表彰とかだいすき! みっともないくらいオスカーが欲しい!」

    ryuzi_kambe
    ryuzi_kambe 2008/02/26
    タイトル編集
  • 空中キャンプ - なんとなく働くという知恵

    25歳までふらふら遊んでいた、ともだちの女の子が、ついに就職することを決め、職探しをしているところだという。彼女の話をいろいろと聞いていると、とても興味ぶかく、社会経験のあまりない子たちが、「就職をする」ということをどうとらえているのか、わずかだが、わたしなりに気がつくことがあった。 何社か履歴書を送った、というので、会社名を教えてもらうと、「COACH、プラダ、エスティーローダ」。その子にとって、就職がどういうものなのか、会社名だけでもなんとなくわかる。そういった、きらびやかな会社に入ることが、彼女にとっての自己実現であり、それ以外のよくわからない仕事をするのは、単なる苦役のようなものであるらしい。うーん。気持ちはわかるのだが、働くということに対するイメージが、すこし貧しいように感じた。世の中にはたくさんの仕事があって、どれもがそれなりにおもしろい。どんな仕事だって、やってみればけっこう

    ryuzi_kambe
    ryuzi_kambe 2006/04/12
    「まあマグロもありかな。」に意図的な何かを感じる?
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