携帯電話用検索エンジンを巡る市場が群雄割拠状態になっている。2006年が「モバイル検索元年」と呼ばれるくらいだから、「戦い」はまだ始まったばかりだ。ヤフーとグーグルが2強になったパソコン検索と比べ、まだ「下克上」があり得ると見て、新規参入も相次いでいる。 パソコン検索と携帯検索は、同じものではない。携帯検索の場合、携帯電話用の専門サイトを検索する一方で、動画など情報容量が大きいパソコン用サイトは対象外とする場合もある。両者を別々に検索するよう設定できるものも。また、まだ携帯検索は本格化して間がないせいもあるのか「関係の薄いサイトが上位にくる」「パソコン検索なら上位にくるサイトが出てこない」といった不満を抱くユーザーも少なくない。まだ「未成熟」といってもいいのだ。 ちなみに、グーグルを使ってパソコンと携帯でそれぞれ「J-CAST」と打ち込んでみた。すると、パソコン検索では「検索結果約2,15
携帯ネットの世界に本格的に検索エンジンが入り始めてから、半年以上経ちました。PC検索の世界から見てみると、携帯検索はずいぶん事情が違う、と感じた方も少なくないのではないかと思います。 中でも特に多くの人が「なんでこんなサイトが上位にヒットするのか」ということを感じたのではないかと思います。世界最高峰の検索エンジンの技術力を持つ会社も、通信キャリアも、携帯専業ベンチャーも、誰しもが苦労するこの分野の現状を、いくつかの角度から明らかにしてみたいと思います。 携帯サイトの構造は、検索エンジンが理解しにくい 携帯サイトは、PCと同じHTMLの規格を利用しながらも、携帯電話のユーザーインタフェースに最適化された構造になっており、検索エンジンが構造を把握するのが難しい仕組みになっています。 例えば、キャリアや端末によって表示させるページを変えていたり、目的の情報にアクセスするために経由する中間ページが
KDDIがGoogleと提携し、ドコモが携帯電話向け検索サービス9社との提携を発表。そしてボーダフォンはヤフーと提携するなど、モバイル検索市場に注目が集まっている。 そんな中、グリーは8月23日、第1回となる「エマージングビジネス勉強会」を開催。「サーチはモバイルをどう変えるのか? 〜 キープレイヤーに聞く、モバイル検索の未来」と題し、モバイル向け検索サービスを提供する3社を集めて今後のモバイル検索市場についてのディスカッションを行った。 まず、最初にグリーの田中良和代表取締役社長が挨拶にたち、「グリーはインターネットで革新的なサービスを提供していきたい。そのために最新のインターネット技術やサービス、ビジネスを研究している。この勉強会では新しいビジネスの可能性に取り組んでいる人たちをまねき、その情熱を受け取り、ビジネス領域での情報交換、人材交流を広げていきたい」と勉強会を開く目的を説明した
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