MS,「Windows XP SP2+マルチスレッド対応CPUで性能が低下」の問題を修正するパッチ公開 Microsoftは,Windows XP Service Pack 2(以下Windows XP SP2)上で,デュアルコアCPUを含むマルチCPUを動作させたときに,シングルスレッド性能が低下した問題を修正するパッチ「WindowsXP-KB896256-v4-x86-JPN.exe」を公開した。2006年12月20日現在,同社Webサイト内「ダウンロードセンター」から入手可能だ。 これは,Windows XP SP2でサポートされた,CPUの省電力機能と関連した問題だ。Windows XP SP2――正確には省電力機能を実現する「カーネルパワーマネージャ」――が,複数の物理(あるいは論理)コアの使用率を実際よりも低く見てしまい,実際にはより負荷が高いCPUコアのほうを,「負荷が低い