韓国ロケット、ヘリウム注入口の密封ゴムリングが破損 2012年10月27日09時49分 韓国の人工衛星搭載ロケット「羅老(ナロ)」(KSLV-1)の打ち上げを5、6時間後に控えた26日午前10時1分、非常事態が発生した。「羅老」1段目に超高圧ヘリウムを注入してもロケット内部の圧力が上がらない異常現象が見つかったのだ。急いでヘリウム注入口を調べたところ、「羅老」内部のヘリウム圧力を維持するリング形態のゴム成分密封部品(seal)が破損しているのが確認された。 「羅老」の燃料バルブや酸化剤バルブは、ヘリウムから発生する圧力で開閉するよう設計されている。 圧力が維持されなければ打ち上げられないということだ。 韓ロ技術陣は緊急会議を開き、「羅老」をまた組立棟に移して点検・修理することを決めた。 続いて午前11時、教育科学技術部(教科部)の趙律来(チョ・ユルレ)第2次官が全羅南道高興の羅