石川啄木も夭折の,歌人と言われる。 万葉の昔から現代に至るまでに多くの人に読み継がれてきた夭折の詩歌人は多い! 私はなぜかそのような人たちが残してくれた詩歌に時々強く惹かれることがある。 それは何故か自分の心がギリギリのところまで追い詰められた状態にあるような時に私の脳裏に浮かんでくることが多い。 そのような時に私は心の赴くままに手元にある所謂夭折の詩歌人たちの作品に触れることから何かを得て本来の実生活の場所に戻れるからなのだ。 石川啄木も其のような詩人である。 そのような中で先日,知人から送られてきた『実存文学Ⅲ』(未知谷)を読む機会を頂いた。 このシリーズは現代(特に日本の戦後)の詩人たちの埋もれた作品に70年、80年後を生きる若い人たちによってまとめらたことに門外漢の私にさえも深く熱くて尊いものを感じているのであるから日本現代詩壇にある方々にとってはさらなる深い感動を与えているものと
石川啄木死す! 松村正直氏の雑誌「角川短歌」に連載中の「啄木ごっこ」はあと数回でいよいよ完結! 単行本化が待たれる楽しみの「啄木評伝」! 本日、図書館から近くの公民館の図書室に届いたとの連絡を受けて早速借り受けてきた もちろん最初に聞いたのは「啄木ごっこ」の頁! 「第七十六回 啄木死す」とある。 啄木が亡くなる23日前(3月20日)には母親のカツが亡くなっている。 カツの没年齢は61才11ヶ月であった。 啄木の死は4月13日。 母の半分にも満たない26才2ヶ月の生であった。 執筆者松村氏は「こうして啄木の短くも波瀾に富んだ生涯は幕を下ろした。」と記している。 この回のあと第八十回まで連載予定と松村氏がXTwitterで以前に呟いていたことは以前にも紹介した。 残された啄木の遺族や友人たちのことも記してほしいことは多々にあるので次回も、そして繰り返すが単行本の発行も待たれる! 松村正直氏の「
70年余りに及ぶ創作活動を歌集にして立て続けに刊行したり、県短歌大会で上位に名を連ねていたり。90歳を超えてからの精力的な活動に目を見張るものがあった。つがる市車力町の歌人・中村雅之さんの訃報が伝えられた。本名・正行さん。96歳だった。 過去には歌壇の芥川賞と呼ばれる角川短歌賞を江流馬三郎の名で県人で初めて受賞。宮中歌会始に2年連続で入選したこともある。輝かしい経歴の持ち主だが地元を離れることはなく、田畑を耕しながら農業歌人として、古里の情景や平和への思いを多くの歌に残した。 声に出して読みやすい「愛唱性」をテーマに2年前刊行した「殉情小歌集」(青森文芸出版)は次の一首で結んだ。<戦争を平和のためという人よボブ・ディランの歌ごえを きけ>。 短歌を始めたのは高等小学校のころ。石川啄木や若山牧水の歌をよく口ずさんだ。95歳のインタビューではこう語った。「歌があったから、1人でも寂しくて仕方な
東京都文京区白山に、日本近代医学の礎となり今も悼まれ続ける女性の墓がある。東京メトロ丸ノ内線や南北線の後楽園駅から徒歩10分ほどの場所にある、江戸時代創建の念速寺を訪ねた。(共同通信=團奏帆) 本堂裏手の墓地にあるのが、文京区指定史跡「美幾女墓」。美幾は、本人承諾のもと死後遺体を解剖する「特志解剖第1号」となった女性だ。それまでの解剖は刑死人に限るなど制約が多く、社会通念上の忌避感も強かった。美幾の例が現在の献体制度への道を開いた。 美幾は駒込追分(現・文京区向丘)の彦四郎の娘とされ、江戸末期に家計を助けるため吉原遊郭で遊女となり梅毒に罹患。1869年8月に34歳で亡くなり、東京医学校(後の東京大医学部)で解剖された後、念速寺に埋葬された。
窪島誠一郎氏の書には著者の数奇な人生の全てが語られています。 Tさんから昨夜のテレビで見た云う石原裕次郎主演映画「錆びたナイフ」のラストシーンで流れた挿入歌と画像が届いた。最近は昭和の映画を見ると何故か胸の奥が熱くなる。 今回も、3日前から読み出した窪島氏の『流木記』を読んでいる所為だと思う。 この本は読むのが辛ら過ぎて途中で読めずに横に置いてしまったが、今年も窪島氏から頂いた年賀状を見て再び読み出したら今度は止められずに午前3時まで読んでいた。『流木記』(白水社)は窪島氏の自叙伝3部作の3冊目の本で、窪島氏がどのようにして此処まで過酷な人生を生き抜けたのか、また、今も闘病を続けておられるが、これを最後の闘病として元気になって頂きたいと祈る読者は、私一人ではない筈だ。本書の中で私たちへの答えのような文章を淡々と描いておられることが私の胸には更に深く染み込んでくる。 生きる意味とは何かを著者
挨拶しないのって単なるマウントなんだけど、これ理解してない奴多いよな 挨拶ってのは下の者が上のものにするものであって、階級が低い奴にはこちらから挨拶する必要はない、というのがそいつらの本音なのよ だから挨拶しない奴にはこっちも挨拶はする必要ない そうすると相手も自分は低い階級と認識されてるってことが理解できて、そこからが真の実力の戦いになる 俺も以前ベンダのおっさんが挨拶スキップしてくることあってイラっとしたけど、しょせんはベンダのおっさんなのでこっちもそのオッサンだけ挨拶省いて格下扱い続けてたら 数週間後にオッサン涙目で挨拶してきた 分かってんだよ、こういうおっさんは 挨拶をマウントの道具として使ってんの だから挨拶しない奴には挨拶しないで格下扱い続ければいい もちろん上司とかにはそんなことできないけど、リアルな力関係無視して挨拶しないマウントかましてくる奴は、自分の身の程を思い知らせて
山下多惠子氏は石川啄木の研究者であり、優れた多くの啄木研究論を書かれており、『啄木と郁雨』や『忘れな草』などの著作は啄木研究者や愛好者にとっては大切な文献として欠くことのできない書であることは云うまでも無いが、その山下多恵子氏が、このたび書き下した『さびしさを紡ぐ』(未知谷)を私は昨年の暮れに入ってから読み始めた。 本書には「ハンセン病を生きる」と云う副題が付いている。 さすがに現代では完治する病でもあるからハンセン病とは何?と云う人は無いかと思うが、それでもつい最近まではタブー視された病であり、紀元前から人類が恐怖に怯え、人目に晒されて来た酷い病であった所為でもあろう、つい最近まで日本人の多くの人は病名を隠すはもちろん、法的にも強制的に入院隔離(監視)されていた事も事実であった。 そのことは山下氏が前著『海の蠍』(未知谷)で深く反省を込めた人間の尊厳を守ることの大切さと、其れを成せなかっ
年末の28日に図書館に申し込んでいた2冊の短歌誌(「短歌」「歌壇」各12月号)が届いた! 「短歌」には松村正直氏の「啄木ごっこ」(74回・最後の転居)が載っており、この連載を読む楽しみも4年の時間が流れたことを思い、良くぞ此処まで足と手で調べて書いてくださったと云う感動の思いで今回も最初に読んだ! 以前に松村氏がXTwitterに「啄木ごっこ」の連載も「第80回で完結の予定。啄木の死期が近づいてきて、だんだん書くのが辛くなってきた。」と書いておられたことを思い出した。 読者の私も辛くなるんだから書き手の方には尚更のことと思う。 だが、私は単行本になることを信じているから今年の6月号の最終回も楽しみにしている。 さて12月号の「最後の転居」は文京区小石川の啄木終焉の地である。此処には啄木終焉の地を記念して文京区が建立した啄木歌碑と顕彰室がある。 この歌碑や顕彰室を実現させるためには10数年前
本年も湘南啄木文庫からの啄木情報を発信いたします(主宰者) 北海道に昨年(2024年)新しい啄木歌碑が建立されました! 賀正 2025年 能登半島地震から始まった2024年の後遺症は、まだ、何も終わって無い中から新年の挨拶を送るには心いたむ思いです しかし時の流れを止めることは誰にもできません 今年も全国(一部の方からは早めにクリスマスカードを兼ねて)各地の方から新年の賀状を頂きました 私からの賀状が届いた人、まだ、届いて無い人もあるかと思いますが、今年は1人、1人、一言を書き添えて出すことにしたところ、これが結構な時間を要していたので、少し遅れた方から、どうしたの?と云うメールを頂いた人には2、3日お待ちくださいと返信で丁寧にお詫びをしました そんな中で北海道の友人K氏からは自宅の裏庭に啄木歌碑を建立したとの嬉しい物があったり、今年も啄木の肖像を版刻した賀状なども頂いて嬉しい限りで
ビジネスパーソンのみなさんの中には、効果的な文章力トレーニングをさがしている、という方も多いのではないでしょうか。 文章は、仕事における重要なコミュニケーションツールです。メール、報告書、企画書など、1日のうちでも様々な文章を書く機会があります。 しかし、「文章をまとめるのが苦手」「相手に伝わらない」といった悩みを抱える方は少なくありません。そのために文章作成に時間がかかりすぎたり、意図が正しく伝わらず仕事に支障をきたしたりすることも。 そんな方におすすめなのが「部分書き写しトレーニング」です。優れた文章を書き写すことで、効率的に文章力を鍛えることができます。本記事では、このトレーニング方法の具体的な効果と、すぐに始められる実践手順をご紹介します。 文章力トレーニングに「部分書き写し」が効果的な理由 文章構造を理解できる 文章のリズムをつかめる 部分書き写しの具体的な練習ステップ 書き写し
「オオタニの“素の姿”を知ってるか?」ドジャースコーチ3人が明かした…大谷翔平“テレビに映らない”素顔「ベッツやフリーマンも熱心だが…」
今回は紹介が少し遅くなったが雑誌「角川短歌」に連載中の歌人・松村正直氏の「啄木ごっこ」6月号(連載第68回)を地元の図書館から借り出して毎号読んでいるが自分の周りの啄木愛好者や短歌の好きな人に薦めていたら、借り出し人が増えたのかこの1年ほど前から、私に貸し出し通知が届くのが大変に遅くなっている。が、これも同好の士が増えた証として私には嬉しいことだ。 その6月号の「啄木ごっこ」を読み終えて歌の頁を読み始めたら、なんと40年も前に、ある短歌誌を通して交流のあった牛山ぬゆう子氏の歌が3頁にわたって掲載されていた。 松村氏の「啄木ごっこ」を縁として思いがけない人の作品に巡り会えたのは私が「啄木ごっこ」に引き込まれて読んだ後の興奮状態にもかかわらず、牛山氏の歌にも深く感動した時代があったからであり、牛山氏の歌は今も変わらぬ魅力ある歌であったからなのだが、これも啄木の縁であろうと思う。 牛山氏の歌との
先ずは本書を読む機会を得たことに感謝したい! そして此の斬新な編集方針に脱帽と拍手を送りたい! 1頁に1首の歌を載せたた歌集は多くあるが現代歌壇の 100人の若者(中には俵万智や染野太朗などベテランも) この若き群像を集合させたことの快挙に拍手を! 「海のうた」にこだわり、ダブルことの無い様々な歌を 選んだ編集者の力量と作家の意気込みが伝わってくる! 其処には何の気負いも感じず、皆がサラリとした感じで 詠みあげた其々の歌に私は共感する! 1ページ1~2首の歌をゆっくりと読み返していると 其処から読者の胸の中には想像の海の世界が見えてくる そこが本書の醍醐味なのである! 私は此処に敢えて歌人たちの名を私挙げない 先ずは本書を読む機会を得たことに感謝したい! そして此の斬新な編集方針に脱帽と拍手を送りたい 『海のうた』(左右社) 作品の一部(柳原恵津子氏の歌) 作品の一部(染野太朗氏の歌) 作
紹介が大変に遅くなったが今年の4月13日号の東京新聞(13面)の「月イチ読書会」では栗原淳氏が中学生から読める明治の歌集として、石川啄木歌集を取り上げた。 おすすめの書籍としては筑摩書房版『石川啄木』と岩波書店の『啄木歌集』(いずれも文庫本)で丁寧な紹介であった。 この新聞の発行された2024年4月13日は啄木終焉の地に建立された歌碑前に集まった同好の人々と共に啄木の子孫である曾孫の真一氏をお招きして近くにある文京区の会議室にて同好の方々と一緒に「啄木を語る懇親会」を開いており、本紙の記事に気づかず紹介も遅くなったが、このたび漸く此処に紹介させていただいた。 (記事は拡大してご覧ください) 2024年4月13日=東京新聞=(月イチ読書会より=1) 2024年4月13日=東京新聞=(月イチ読書会より=2)
本年も啄木を介して友好都市となった盛岡市と文京区の共催にて「啄木学級 文の京講座」が去る7月4日に東京・文京区役所シビック小ホールで開催された! 講演は精神科医の西脇巽氏で「啄木の精神構造〜精神科医が解く啄木の人間性〜」と題して話されたようだが私は残念ながら外せない要件があって拝聴は出来なかったが、このたび本講座を伝えた岩手日報の記事を送って頂いたので合わせて講座の第二部で西脇氏と対談された元石川啄木記念館長の森義真氏の資料として当日配布された資料の一部も此処に紹介させていただきます。 岩手日報に載った「啄木学級」の記事 第二部で西脇巽氏と対談した森さんが西脇氏の著作の書評 西脇氏の講演レジメなどを含む資料集
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