位置情報サービスといえばFoursquareとかGowallaなどがメジャーだけれど、これらサービスよりも前にローンチしていたのが“Loopt”。サービス開始は2006年。日本ではあまり耳にしないし、日本の位置情報系のサービスに取材させてもらったときもほとんど聞かなかった。そんなLooptの新しい取り組みがフラッシュマーケティング。Looptのサービス内容と、最新の取り組みについてお伝えします。 Looptについて Looptがローンチしたのは2006年。今でさえ、位置情報を人にわざわざ発信するなんてどうなんだという考え方が主流なのだから、当時はけっこう斬新なサービスだったんだと思う。基本サービスは、GPSの位置情報を利用して友達の位置を教えてくれるというもの。「○○さんが1マイル先にいるよ」といった具合に。ユーザーは友達が特定の距離以内に近づいたらアラートしてもらうといった設定ができたり
第53回 NFC革命 2011年3月10日 ITデザイン コメント: トラックバック (0) フィードITデザイン (これまでの増井俊之の「界面潮流」はこちら) 「NFC」(Near Field Communication)というキーワードが最近話題になっています。NFCとは、SuicaのようなRFIDタグで使われている無線通信の規格です。日本ではソニーが開発したFeliCaの仕様に準拠したSuicaやICOCAのようなカードが沢山利用されていますが、海外ではフィリップスが開発したMIFAREという規格のカードの方が広く使われており、日本でもTaspoではMIFAREカードが利用されています。FeliCaとMIFAREは規格が異なっていますが、共通部分であるNFCがISO規格として標準化されています。 NFCがISOで標準化されたのは2003年のことです。Suicaが近年爆発的に普及した一
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます TechCrunchの記事で、ディスカウント率と集客距離の関係に関する調査結果がレポートされている。その調査というのは、100ドルの商品がどれだけディスカウントされれば、どれだけ遠くまで買い物に行くかを調べたものである。例えば、10%のディスカウントであれば、およそ半数の人は15分の距離までなら出掛けても良いとする一方、2時間掛かるところとなると、75%ディスカウントでも行っても良いとするのはわずか28%である。 簡単に言えば、遠い距離を来て貰うには高いディスカウント率が必要で、近い距離ならば少ないディスカウント率でも良いという、当然と言えば当然の結果である。ただし、ここには消費者の“オポチュニティコスト”という重要な概念が存在している
[読了時間:3分] 米Facebookが、店舗向けの広告の仕組み「Deals」を発表した。Facebookを通じて来店客に対して割引などの特典を提供できる。当面は無料で利用できるという。 ユーザーはGPS機能を使ってモバイル機器のFacebookのサイトやアプリで「チェックイン」(店舗に来ていることを証明)したり、一緒にいる友人を「タグ付け」(友人リストから選択)したりすると、特典をもらえる。 店舗側は特典を自由に設定できる。 ・一人で来店した場合の特典 ・友人と来店した場合の特典 ・頻繁に来店するユーザーに対しての特典 ・購入すれば特定のチャリティーに売り上げの一部を寄付するという特典 今回の発表の最大のポイントは、Facebookがこの仕組みを無償で店舗に提供するということだろう。競合する社には大打撃となる。FacebookのCEOのMark Zuckerberg氏は「もしユーザーコミ
地域のレストランやショップの割引情報を提供する”Groupon”、”LivingSocial”といったサービス。それぞれのサービスで同じディールが紹介されているとは限らないし、どっか一箇所でまとめて見たい。そんなニーズに応えてくれるのが、ニューヨークで昨年12月に立ち上がった”Yipit” です。 “Groupon”を含む60以上のサイトの割引情報をまとめ、ユーザの場所や趣味にあったディスカウントだけを教えてくれる。またその他にも、独自に新聞やブログ、ツイッター、メルマガといったあらゆるところから情報を引っ張ってきます。自分の欲しい情報、例えばレストランやヨガクラスのディスカウント情報だけを指定して受け取ることも可能。1日1回、自分が登録したジャンルのディスカウント情報がまとめて送られてきます。また、Yipitから届いたメールのクリックやサイト内検索などのログを参考に、自分の好みに合ったメ
ユーザーの位置情報を元に広告やウェブページの表示を変える企業が増えてきた。ANAによると、ユーザーのIPアドレスをベースにして広告の表示を変更することで予約率が向上しているという。また米Yahoo!は、全国チェーンを持つ大手広告主に対しローカル広告の提供を始めた。未開拓の広告市場として期待され続けてきたローカル広告だが、今度こそいよいよ立ち上がろうとしているのかもしれない。 ANAによると、ANAではユーザーのIPアドレスを基にキーワード広告をユーザーの住む地域に即したものを出稿するようにしている。 例えばIPアドレスが東京であれば以下のようなキーワード広告が検索の際に表示され、その広告をクリックすると東京のユーザーを意識したデザインになっているページにジャンプする。 もしIPアドレスが大阪周辺のユーザーであれば、キーワード広告には次のように表示され、大阪発の航空券のページにジャンプするよ
マスメディア広告からインターネット広告へのシフトが急速に進んでいるが、米調査会社Borrell Associatesによると米国ではネット広告が今後、モバイル広告へとシフトし、2014年にはモバイル関連がインタラクティブマーケティング費全体の7割を占めるようになるという。 モバイル広告の可能性は早くから指摘されているが、ここまでの急拡大の予測はこれまでになかった。 ▼「パソコン上の消費者向け広告市場は枯渇する」 Borrellが近く発表するモバイル関連の報告書からの予測として米AdvertisingAgeが報じたところによると、位置情報をベースにしたモバイル関連の支出は2009年の3400万ドルから2015年には40億ドルにまで膨れ上がるという。広告、販売促進、イベント、調査などを含めるとモバイル関連の費用は2014年には560億ドルとなり、インタラクティブマーケティング費用全体の70%に
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