富士通ラーニングメディアが2010年10月から、グーグルのPaaS(プラットフォーム・アズ・ア・サービス)である「Google App Engine(GAE)」を使ったアプリケーション開発の研修サービスを開始する。同社は2010年4月からセールスフォース・ドットコムのPaaS「Force.com」に対応した研修サービスも行っており、PaaSのコースはこれで二つ目。 コース名は「Google App EngineによるWebアプリケーション開発」で、GAEが備えるAPI(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)や、GAEのデータベースである「データストア」を使用したプログラムの開発手法が学べる。電子メールなどを含むSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)である「Google Apps」とGAEとの連携などもカバーする。研修は2日間で、価格は7万5600円。 同社は10月以降、G
「それを作れば人はやってくる」というのは、映画「フィールド・オブ・ドリームス」で主人公が聞く天の声だが、作ればそれで十分だとは限らない。自らのサービス基盤をもとに、他の人に何かを作ってもらうことが必要な場合もある。 Googleが「Gmail」で取り組んでいるのは、まさにそういうことだ。「Google Apps」の利用者は今後、Gmailの機能を取り込んださまざまなサードパーティーのアプリケーションを追加可能になる。 Google Apps機能拡張の製品マネージャー、Chandrashekar Raghavan氏は米国時間5月18日付のブログで次のように説明している。「本日から、サードパーティーの開発者はGmailのコンテキストガジェットを開発し、『Google Apps Marketplace』で配信できる。こうしたガジェットはソーシャルネットワーク、ビジネスサービス、ウェブアプリケーシ
米Adobe Systemsのシャンタヌ・ナラヤンCEOら同社トップがそろって来日し、4月22日都内で会見した。iPhone向けFlashをめぐる米Appleとの確執について、ナラヤンCEOは「Appleはクローズドを選択した。われわれはオープンなパートナーと協業していきたい」と話し、GoogleのAndroidなどを重視していく方針を述べた。Flash製品などを含むクリエイティブ製品部門のトップは、FlashアプリをiPhone向けに変換するツールについて、投資の中止を明言した(Adobe、iPhone向けFlashを断念 Androidにシフトへ)。 Appleは先日、iPhone OS SDKの利用規約を変更。新たな利用規約は、変換・互換のためのレイヤーやツールを使ったアプリを禁じたため、FlashアプリをiPhoneアプリに変換するFlash CS5の「Packager for i
PaaS(サービスとしてのプラットフォーム)革命がいよいよ本格化してきた今、(特に新興企業の)開発者たちにとって、インフラを整備し維持するのに膨大なコストを費やすことなくアプリケーションの作成や実装を行う選択肢が増えてきた。 ZDNetのDion Hinchcliffe氏は、インフラサービスを提供するAmazonのアプローチとGoogleのアプローチを比較して、Amazonのサービス群のほうがより柔軟ではあるが、「Google App Engine」ほど統合されていない、と述べている。 同じくZDNetのGarett Rogers氏は、Googleのクラウドに頼ってアプリケーション開発を行うメリットとデメリットを検討している。Rogers氏の指摘によると、Googleのインフラに過度に依存すると以下のような重大な問題を招くという。 Google App Engine上で自分のアプリケーショ
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