7日付の香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは北京市宣武区のイスラム教徒が多く住む地域の路上で6日、路線バスが出火したと伝えた。目撃者の話としており、警察とバス会社は否定している。 火災があったとされるのは午後2時ごろ。約2時間後には、近くを北京五輪の聖火リレー走者が通る予定だったといい、同紙は爆発物がバスに仕掛けられた可能性もあると指摘している。けが人の有無は不明。 同紙によると、複数の住民が爆発音を聞いたり、バスが燃えているのを目撃した。現場は近くに北京市内で最大規模のモスクがあり、回族などイスラム教徒が多く住む地域。(共同)