昨年9月に行なわれた「ソニーディーラーコンベンション2008」で、地味ぃにあるアプリケーションが展示されていた。名前は「x-Radar」。よくある地図連動のサービスなのかと思って話を聞いたら、実はこれまでの位置情報サービスの概念を覆す、まったく新しい実験的プロジェクトであるということが分かった。これはすごいモノだ。 x-Raderの役割は、今自分がいる位置を割り出し、その近くにどんなポイントがあるかを示すことである。な、なにを言ってるのかわからねーかもしれねえので、もう少し詳しく説明しよう。 まず1点目のポイント。自分の位置を割り出すにはどうするか。そう、普通はGPSが必要である。しかしx-Radarは、GPSを必要としない。無線LAN機能が搭載されたデバイスがあれば、自分の位置が分かるのである。それはなぜか。公共無線LANのアクセスポイントの位置というのは、公開情報として存在する。また各
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