前回の「Webサイトのローカライズの特徴」ではWebサイトのローカライズのパターンと概要を紹介したが、今回から具体的にローカライズをする際に何を気をつけておいたら良いのかを紹介していく。 Apple Human Interface Guidelines によると、英語を他の言語に翻訳すると最大50%長くなると言われている。日本語をはじめ漢字を扱う言語であれば、場合によっては文字数を少なくすることも可能だが、マルチバイトということもあり、プログラミング上のカウントの仕方も異なってくる。 また、翻訳の都合上テキストが長くなるだけでなく、文化の違いで長くなる場合もある。文章量の多少の違いは問題ないが、場合によってはレイアウトに影響を及ぼす場合も出てくるので工夫が必要になってくる。テキストの長さを調整する際に気をつけておきたいのが今回紹介する3つのポイントだ。 1. データフォーマットの見せ方の違