女性プロモデラーのパイオニア的存在として活躍しているオオゴシトモエさんだが、意外にも市販の工具箱ではなく〝100均〟のケースを使っていたという。その理由を聞くと、「欲しいと思うものがなかった」と、歯に衣着せぬ答えが返ってきた。 「商品にもよりますが、ドライバーやペンチなどをいれる、いわゆるDIY用の工具箱は持ち運びできるボックスタイプでも、模型製作用として考えると、大きすぎるんですよ。塗料や接着剤を収めるスペースが設けられているわけではないし、さらに内部のトレーが両開きになるものだと、狭い机の上ではかえって邪魔になってしまう。手ごろな工具箱を見つけても価格もが3000~4000円くらいするので『とりあえず100均のケースでいいや。手に入りやすく、汚れたら気軽に買い替えられるし』と、それで仕事をしていたら20年近く経っていました(笑)」(オオゴシさん) 写真はイメージ そんなオオゴシさんだが