D&Dをたち上げた2000年頃、日本人の消費は末期症状のように「買って捨てる」を繰り返していました。新型がでたら、旧型を捨てる。捨てるといっても気が引けるところに、「リサイクル店」が激増し、引き取り料が発生しても引取ってもらうという、つまり「お金を払ってでも捨てる」状況が起こっていました。 そんな時代に、デザインを仕事にしていた僕は、ひとつのアイディアとして「買う場所や買われ方に意思があれば、こんなに飽きることも加速せず、結果、長く使い続ける」という思いで「意思のあるリサイクル屋」としてd&dをたち上げました。その後、「おばあちゃんからもらったものを大切にする」ようなそんな「ものを持つ」感覚は、日本じゅうの土地のものにも通じると思い、ひろく「ロングライフデザイン」というテーマで、その土地らしさ、土地への思い、作った人の環境への関心、日本への関心、売り場も勉強して、作り手の意思を伝える・・・
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