タグ

ブックマーク / blogs.itmedia.co.jp/kurikiyo (4)

  • スウェーデンの音楽産業事情についてもう少し調べてみた:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ

    先日の記事で「スウェーデンの音楽産業は最大の外貨収入源である」というお話しを紹介しました。では、「スウェーデンの国内産業に占める音楽産業」ではなく「世界の音楽産業に占めるスウェーデン」という視点で見てみるとどうでしょうか。スウェーデンは米国、英国に次ぎ、世界第3位の音楽輸出国であるそうです(ソース(英国The Independence紙の記事))。これは何となくうなずけますが、スウェーデンの人口が1000万人弱、そして、その音楽産業がほとんど集中していると言われるストックホルムの人口が100万人弱であることを考えるとなかなかすごいことです。コンテンツ立国を目指すわが国としては参考にすべき点が多いと思われます。 なぜ、スウェーデンの音楽産業にこれほどの競争力があるかですが、スウェーデン政府による公式サイトの記事では以下が理由ではないかと推定しています。 公立の音楽学校による幼少期からの教育

    スウェーデンの音楽産業事情についてもう少し調べてみた:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ
  • 音の商標登録制度とHello Windowsについて:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ

    昨日のエントリーについたはてブに「Hello Windowsができなくなる」というようなコメントがついたので、「Hello Windowsってなんぞ」と調べてみたらこれですね(ニコ動に登録してない人でも聞けるようにYouTubeの動画をリンクしました)。これはすばらしい。ニコ動にはすでに「PC効果音シリーズ」というジャンルもあるようです。 さて、このような作品が法律的にOKかどうかというお話ですが、これは音が商標として登録できるようになるかどうかという話とは直接関係ありません。商標権とは企業や団体が商品やサービスの標識として特定の図形や文字を独占的に使う権利です。ゆえに、「商品やサービスの標識として」使わない場合には、商標権の効力は及びません。 これはよく考えてみれば当たり前の話です。たとえば、「ビッグマック」はマクドナルド社の登録商標ですが、日常生活で「ビッグマック」という言葉を使うのに

    音の商標登録制度とHello Windowsについて:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ
  • 米国では1年ちょっとでDRMフリー音楽配信が当たり前になってしまった件について:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ

    Wal-Martが販売していたDRM認証サーバの運用を停止するということで、DRM付きMP3ファイルを買っていた消費者がファイルの転送等ができなくなってしまうということが、ちょっと問題になっています(関連記事)。Wal-Martは、DRMサーバの遮断前にCD-Rにコピーすることで対応せよと言っているようですが、「リファンドしろ」という声もあるようです。 Wal-Martがどうするのかはわかりませんが、これを見て思うのは米国ではDRMフリーの音楽配信が当たり前になってしまったんだなあということです。 昨年の2月にスティーブジョブズが「DRM不要論」を提唱した時は、「そんなことをしたら違法コピーが蔓延して音楽産業は壊滅する」とか「DRMを廃止できないのとわかっていてのジョブズの詭弁である」というような意見がありました(私も後者の立場でブログ・エントリーを書いたりしました)。 それから1年ちょっ

    米国では1年ちょっとでDRMフリー音楽配信が当たり前になってしまった件について:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ
  • 音楽配信ビジネスの破壊王(?)lala.comについて:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ

    昨日のエントリーでもちょこっと書きましたし、CloseBox and Openpodの松尾さんは既に試されたというlala.comの新サービス(参照記事)ですが、法律ギリギリの範囲でかなり破壊的なことをやってるなという印象です。ちなみに、lala.comは以前にちょっと書いたCDの物々交換サービスをやっている会社です。 この新サービスのポイントですが、「どこでも聴ける自分専用音楽ライブラリとプレイリストの共用機能」を(米国の著作権制度の範囲内で)合法的に提供しましょうということです。ユーザーの立場から言えば、自分が買った楽曲を(他人に勝手にコピーして配らないという前提で)自由にどこでも聴けるというのは当然の要望と思います。 lala.comのWebサイトと外部記事(英文)から推定すると以下のような機能があるようです。 1.ユーザーのパソコンをスキャンしてlala.comのサーバ上に個人用楽

    音楽配信ビジネスの破壊王(?)lala.comについて:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ
  • 1