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ブックマーク / note.com/sac_ring (10)

  • 正直であるためには、誰と一緒にいるかが大事だよねという話。|桜林 直子(サクちゃん)

    年が明けて、毎年同様に「やりたいこと」の目標はたてられないのだけど、「どうありたいか」を考えたら、俄然「正直でありたいな」と思った。 自分も正直でありたいし、正直な人がすきなんだけど、それはどんな人のことかというと、単にウソをつかないとか隠しごとをしないというだけではなく、思ったことを全部口にしてしまう人のことでもない。 正直な人とは、自分の感情、欲望、知と無知を過不足なく捉えていて、他人にどう思われるかどうかで自分の考えや振る舞いが変わらない人のことだ。 正直であるためには、他人の視点や評価に左右されず自分の軸をしっかりもってブレないことが大事だけど、「わたしの軸はここで変わらないから、あなたが合わせてね」と自分勝手なわがままを通して周りをコントロールしようとすることではない。 正直とわがままはどうちがうのか。 ****************** 正直とわがままについて考えていたら、『

    正直であるためには、誰と一緒にいるかが大事だよねという話。|桜林 直子(サクちゃん)
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    s1090018 2019/01/05
  • 「やりたいこと」の3つの要素の話|桜林 直子(サクちゃん)|note

    ここ1年ずっと「やりたいこと」があるないとかの話をしているのだけど、この頃は、そもそも「やりたいこと」ってなんだろう?と考えている。 先日、友人に「サクちゃんはやりたいことないって言うけど、やりたいことやってるよね?」と言われた。 わたしが「シングルマザーだけどお金も時間もつくる」ためにはじめたクッキー屋の仕事のことを、「お金も時間もつくる」という「やりたいこと」をしているじゃないか、と。 でも、わたしは「クッキー屋は自分のやりたいことではない」と言う。その理由は「自分の不足を埋めるための手段であって、自分がしたくてしているわけではない」と思っているからだった。 「やりたいこと」とひとことで言ってもその中にはいろんな種類があって、人によってちがうものを指している。 わたしが「やりたいことがない」というとき、ないと思っている「やりたいこと」とは、「とにかくそれをしていたい」「時間を忘れてして

    「やりたいこと」の3つの要素の話|桜林 直子(サクちゃん)|note
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    s1090018 2018/12/14
  • 「考えるってどうやるんですか?」と聞かれて考えた。|桜林 直子(サクちゃん)

    「サクちゃんはよく“考えて決める”っていうけど、どうやって考えてるんですか?」と聞かれた。 昨日、友人と話していて少しだけわかったことがあるので、書いておこうと思う。 ************** 「どうしたらいいかわからない」というとき、そこには漠然とした不安がある。見えない敵はサイズも正体もわからないから怖い。 だから、その見えない敵=漠然とした不安 を、見える敵=具体的な課題 にする。 そのために、不安にまとわりつく事実や感情や欲をなるべく細かく分解していく。 「〜したいけど○○だからできない」という状態のとき、そのままだと「できない」が答えになってしまうのだけど、「〜したい」と「○○できない」の、それぞれの解像度を上げていく。 たとえば「好きなことを仕事にしたいけど、収入が不安だからできない」というとき、「好きなことを仕事にする」と「収入が不安」を分けて、 「好きなことを仕事にする

    「考えるってどうやるんですか?」と聞かれて考えた。|桜林 直子(サクちゃん)
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    s1090018 2018/12/08
  • 「誰の人生を生きてきたんだろうね」獣になれない私たちのセリフに思うこと|桜林 直子(サクちゃん)

    ドラマ「獣になれない私たち」を観ていたら、新垣結衣さん演じる晶の「私たち、誰の人生を生きてきたんだろうね」というセリフがあった。 それは、彼女が会社でも恋人に対してもずっと人の期待に応え続けてきたことを振り返って出た言葉だ。誰かに必要とされて人の役に立つよろこびを裏返すと何もないことに驚き、途方に暮れる彼女の気持ちはすごくよくわかる。 仕事で頼りにされ、役に立ち、感謝されることは大きなやりがいでありよろこびだし、恋人がよろこぶ自分でいることも、無理をしているわけでも嘘をついているわけでもなく、自分もそうありたいと心から願っていたことだろう。 それに、「誰かのため」に動くことができるのはすこしも悪いことではない。むしろそれができる人には役割ができて居場所ができる。 ドラマ内でも、晶がいつも人に頼られてしまうことを嘆くと「それ嫌味?」と言われるシーンがあったように、はたから見ると彼女には居場所

    「誰の人生を生きてきたんだろうね」獣になれない私たちのセリフに思うこと|桜林 直子(サクちゃん)
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    s1090018 2018/11/27
  • 『月刊 自己肯定感』はじまります!|桜林 直子(サクちゃん)

    改めましてこんにちは! シングルマザーのクッキー屋 サクちゃんこと 桜林です。 このたび、Dr.ゆうすけくんと共同運営マガジンをはじめることになりました。 その名も『月刊 自己肯定感』 「自己肯定感」について書くといっても、教科書のようにそれがどういうものかを説明したり、答えを出すのではなく、「自己肯定感って、いったいなんなんだろうね?」という共通の問いをもって、過去の経験や思考や発見などを共有しながら、読者の方たちと一緒に楽しく考えていきたいと思っています。 Dr.ゆうすけくんの「言葉をつかって生きやすさを感じてほしい」という思いや、わたしの「ちょっと視点を変えるだけで世界がちがうものになることがあるよ」という思いがあって、普段のnoteTwitterの「つづき」のような場所をつくれたらうれしいです。放課後の公園で「今日のあの話さ〜」とダラダラおしゃべりするようなイメージです。 初回(

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    s1090018 2018/02/10
  • ガマンの鎧を着ている人の話|桜林 直子(サクちゃん)

    自分が「ガマンの鎧を着た人」だと気がついたのは30歳だった。 もちろん生きていれば誰もがガマンをした経験はあるし、「わたしは誰よりもガマンをしてきたのよ!」と不幸自慢をしたいわけではない。むしろ他人から見たら「さんざん好き勝手にやってきたじゃないか」と言われるくらいだと思う。 自分では選べないような家庭環境や経済状況でガマンすることは少なからずあったし、生まれ持った見た目や体質で他人を羨ましいと思うこともあった。比較的早いうちに子供を産んだことで20代にガマンしたことは1000個じゃ足りないと思う。でも、問題なのはそのガマンの数ではない。 振り返るとわたしはいつも「自分の環境や状況を受け入れてガマンする」のではなく、どういうわけか「自分はガマンしないといけない」という考えが前提にあった。だから、自分がなんか嫌だなと思うことも、誰かに傷つけられることも、向いていない仕事も、「しかたがない」と

    ガマンの鎧を着ている人の話|桜林 直子(サクちゃん)
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    s1090018 2018/02/08
  • No note, No 自己肯定感.|桜林 直子(サクちゃん)

    昨年の12月に書き出したこのnote、さっきふと確認したらこの半年のビュー数が103万とあった。多いか少ないかよくわからないけれど103万と。それを見て、ここに書く前と今で、なにかかわったことはあるのかしらと考えた。 自分の中にあるちょっとした考えや、今までしてきた仕事のことを、だれが読むのかわからないけれど吐き出すようにデトックス的に書いたのは、意識的に「出そう」と思ってはじめた。「出さないとダメだ」とどういうわけか思ったのはなぜなのか、最近になって少しわかってきた。 わたしはたぶんこどもの頃から、自己肯定感が低い。 誰かに褒められてもあまり信じないし、イヤなことがあっても大抵のことはガマンするし、自信もない。10代のころは「どうせわたしなんて」のかたまりだったし、「どうしてわたしばっかり」と不満や怒りをたくさん抱えていた。 その原因は、こどものころの親や先生など、大人との関係性や環境で

    No note, No 自己肯定感.|桜林 直子(サクちゃん)
    s1090018
    s1090018 2016/07/04
  • ポッキーからアルフォートへ(これからの働きかた)|桜林 直子(サクちゃん)

    じぶんの仕事のあり方について、見直す時期だなと思っていた矢先に、日経ビジネスオンラインの糸井さんのインタビュー記事を読んで、ドキドキした。ギクリもした。 昨年末から、今までしてきた自分の仕事について書き出してみて、その勢いやあぶなっかしさをふりかえって、無知が故にできたことも多いなと思った。 パティシエ業界の働きかたについて、疑問に思ったり、どうにかならないのかと考えて、一緒に働くスタッフには、自分の望むバランスを自分で決めてもらったりした。 「自分」を中心に、「時間」「お金」「技術」の三角形をつくり、その中で何がいちばん大事で、ほしいのかを、各自考えて書いてもらった。 「技術がある/ないに合わせた正三角形の面積」は変えられないということを説明し、ただ同じ面積だったらそのバランスは自分で決められる、ということにしてみた。 技術(できること)が少ないけど、時間がほしい場合、お金はたくさんもら

    ポッキーからアルフォートへ(これからの働きかた)|桜林 直子(サクちゃん)
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    s1090018 2016/03/17
  • 保育園落ちても生きて(できれば笑って)いこうぜという話|桜林 直子(サクちゃん)

    先日から話題の「保育園落ちた」関連について、思うことがあって、でもまあ書きづらいなー言わなくてもいいかなー怒られるのやだなーと思って書かなかったのだけど、日曜で読んでいる人も少ないだろうし、書いちゃう。 まず、保育園が足りないこと、多くの人がとても困っていること、それに声をあげたほうがいいということは、まぎれもない事実だ。 その理由もこの記事を読んで少しだけわかった。 そして国会で話題にあがるまで届いていて、誰もまちがってはいない。 しかし、だ。 まず「死ね」はダメ。どんなに憎くても、ダメ。 親として、ひとりのひととして、こどもにそのまま見せられる姿でなければいけないと思う。 わたしが今、赤ちゃんで、自分の親が、自分の住む国を悪として戦っているのを見ているとする。「死ね」と言って絶望しているとする。 ああ、わたしはとんでもない国に生まれてしまった。 おかあさんは自分のためにとてもいやな思い

    保育園落ちても生きて(できれば笑って)いこうぜという話|桜林 直子(サクちゃん)
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    s1090018 2016/03/06
  • こんな気分は、春一番にのって消えてゆけばいいのに(炎上に思うこと)|桜林 直子(サクちゃん)

    炎上記事とか芸能界のゴシップとかTV番組へのクレームとか、なんだかみんな怒ってるよねえ、と最近よく思う。 見ていると、同じものを見て怒っていても、それぞれの怒る理由がひとりずつちがう。 世間の声として怒っているように見えて、ほんとうは完全に自分ひとりだけの声だ。 怒りの矛先は、記事を書いた人や渦中の芸能人じゃなくて、自分のなかの、過去の記憶や経験なのだと思う。 その記事やゴシップを目にする前から、すでにそのひとは怒っているのだ。火がつくのを待っていながら、ずっと、怒っているのだ。 その反射のような怒りを否定はしない。 それは誰もが持っているものだと思うし、傷ついたら怒ってもいい。 ただ、自分が何を見ると、何をされると怒るのか、どこに怒りのスイッチがあるのかを知っていたら、自分に直接害がないものや、会ったこともない誰かに対して、怒りをぶつけるということはしないのではないかと思う。 怒りを、正

    こんな気分は、春一番にのって消えてゆけばいいのに(炎上に思うこと)|桜林 直子(サクちゃん)
    s1090018
    s1090018 2016/03/04
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