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ブックマーク / takuyaonline.hateblo.jp (21)

  • 突発性難聴の治療メモ - TAKUYAONLINE

    突発性難聴という病気になって入院してました。一昨日退院したので、治療を通して得た自分なりの知見をまとめておきます。 自分が発症したのは2週間前の月曜の朝。起きたら左耳だけ妙な耳鳴りがしていて、その後ブツッと耳の穴が詰まるような感じで音が聞こえにくくなった。「耳の病気は早めの治療が大事」という話を聞いたことがあったので、とりあえず午後イチで近所の耳鼻科に行ったところ、高音が極端に聞こえにくくなっていることがわかり、突発性難聴と診断されました。 この病気はKinKi Kidsの堂くんなどミュージシャンに多い印象があるけど、発症の原因はわかってなくて誰でもなり得るらしい。ストレスとかウイルスとか言われることもあるけど自分としては心当たりはなく、もし気を付けていたとしても発症を予防するのは難しそうだなと思いました。約3,500人に1人の割合でなるそうなので、運が悪かったと思ってあきらめました。

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    s1090018 2018/02/20
  • 夏の魔物がいつのまにかすごくいい - TAKUYAONLINE

    こないだメジャー1stアルバムをリリースしたばかりの「夏の魔物」というバンドについて書いてみたいと思う。 知らない人も多いと思うので説明すると、「夏の魔物」は青森で毎年やってるロックフェス「夏の魔物」を主宰する成田大致(29歳)が率いる6人組。パッと見おかしなビジュアルで、メンバーはグラビアアイドルとか現役プロレスラーとか特撮狂とか、こないだまで素人だった女の子とか、そんな感じのアクの強い人たちが集まってる。ライブでは楽器は弾かずに歌ったり叫んだり踊ったりする。ライブの途中でステージに敵のレスラー(?)が乱入してきてプロレスをしたりもする。 ロック、アイドル、アニメ、ゲーム、プロレス、特撮といった、いろんなユースカルチャーのエッセンスをごちゃ混ぜにして、謎の熱量でパフォーマンスするエンタテインメント集団。っていう説明で合ってるのかな。夏の魔物に似たグループは見たことないし、こんなの誰も思い

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    s1090018 2016/09/16
  • 小沢健二「魔法的」雑感 - TAKUYAONLINE

    魔法的 Gターr ベasス Dラms キーeyズ 2016年5月25日(水)東京都 Zepp Tokyo 2016年5月26日(木)東京都 Zepp Tokyo 2016年5月31日(火)愛知県 Zepp Nagoya 2016年6月1日(水)愛知県 Zepp Nagoya 2016年6月3日(金)大阪府 Zepp Namba 2016年6月5日(日)大阪府 Zepp Namba 2016年6月6日(月)大阪府 Zepp Namba 2016年6月8日(水)広島県 広島CLUB QUATTRO 2016年6月11日(土)東京都 Zepp DiverCity TOKYO 2016年6月12日(日)東京都 Zepp DiverCity TOKYO 2016年6月15日(水)北海道 Zepp Sapporo 2016年6月23日(木)東京都 Zepp DiverCity TOKYO 2016年6

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    s1090018 2016/07/07
  • 自宅コーヒーの最適解!V60珈琲王&ナイスカットミル - TAKUYAONLINE

    今年買ってよかったものベスト3の第2位は「V60珈琲王」と「ナイスカットミル」でした。 家で飲むコーヒーをどうするかについては、ずっと考え続けてきたんですわ。 それまでは普通に安い電動ミルで豆を挽いて、ハンドドリップで入れていた。でもなかなか満足できるクオリティにならなくて、もうコーヒーは外でしか飲まん!家ではお茶だ!とかってなってた時期もあったりして。 そもそもハンドドリップがヘタなのが一番の問題なのである。細口のケトル持ってないせいもあってか、同じ豆で同じように入れても日によって味にバラツキが出てしまう。だからってコーヒーメーカーで入れたコーヒーはあんまりおいしくないっていうイメージもあって、どうしたもんかなーと思っていた。 そんなときに出会ったのがハリオのV60珈琲王です。 ハリオのV60っていう円錐形のドリッパーがいいらしいっていう話は以前から聞いていた。世界中のカフェで愛されてる

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    s1090018 2015/12/26
  • サザンオールスターズ「東京VICTORY」雑感 - TAKUYAONLINE

    サザンオールスターズの「東京VICTORY」っていう曲を最初に聴いたとき、すごく驚いて、いくらなんでも滅茶苦茶だろうと思った。 時を駆けるよ Time goes round 変わりゆく My hometown 彗星(ほし)が流れるように 夢の未来へ Space goes round 友よ Forever young みんな頑張って それ行け Get the chance!! どこに驚いたかというと、日語と英語を織り交ぜた軽快な展開の中に突如ぶちこまれる「みんな頑張って」というフレーズ。普通はありえないでしょう。「みんな」っていう不特定多数に向けたメッセージの内容が、よりにもよって「頑張って」とは。どういうことなの。凡庸すぎるし大ざっぱすぎる。そんなの何も言ってないに等しいじゃないか。 そもそも日語のロック音楽の歌詞で「がんばろう」とか「がんばれ」っていうメッセージを伝えるのは相当に難し

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    s1090018 2015/01/05
  • あらかじめ決められたアンコール - TAKUYAONLINE

    あらかじめ予定されてるアンコールってやっぱどうにもなじめない。ライブに行くたび、実は毎回思ってる。 「以上をもちまして日のコンサートはすべて終了いたしました」的なアナウンスが流れて、それでもなお観客がアンコールを求めて、拍手と歓声が鳴り止まなくて、そうやって求められた演者がステージに戻ってきて予定外の曲を演奏するっていう、そんなアンコールが当のアンコールじゃないすか。 だから、最初からやることが確定してて、セットリストにがっちり組み込まれてるアンコールはやっぱり違和感がある。演出の都合とかって話ももちろんわかるし、それが今どき普通のことだっていうのもわかるけど。それでも予定調和のアンコールを目の当たりにするとやっぱりいつももやっとした気持ちになるんだよなー。ちょっとだけしらけてしまうっていうか。 だってアンコールやるって最初から決まってるなら、編ラストで「次で最後の曲です」って言った

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  • JOYとじょいふる - TAKUYAONLINE

    YUKIの曲で何が好きかって訊かれたら、そりゃあ「WAGON」も「ワンダーライン」も「ランデヴー」も「2人のストーリー」も「大人になって」も最高だけど、でもやっぱり「JOY」なのかもしれないなっていつも思う。 「JOY」っていう曲はどんな曲か。おれはあの曲は「死」について歌った曲だと思う。「JOY」を聴くたびに濃厚な死の匂いが自分の身体にじっとりとまとわりついてくる感じがいつもする。 四つ打ちっていうのは死のビートだと思う。永遠に繰り返されるキックは、おれの身体を杭のように打ち付けて、打ち付けて、その場から動けなくさせる。それに抗うように必死で身体を弾けさせて、それが結果的にダンスみたいなものになる。 「いつか動かなくなる時まで遊んでね」なんて歌われて、「そうか、自分にはそれしかできないんだ」ってやっと気付いたりして。死ぬまでワクワクしたくて、死ぬまでドキドキしたくて、でも結局いつか動かな

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    s1090018 2012/07/02
  • 1988年の自分との対話 - TAKUYAONLINE

    おれが高校生の頃はちょうどレコードからCDへの移行期だったんだけど、まだ自分用のCDプレイヤーは持ってなくて、だから聴きたい音楽はもっぱら貸しレコード屋で借りて、レコードからカセットテープに録音してた。金なかったし、レコード1枚買うなら、そのぶんレンタルで借りて10枚聴きたいって思ってて、学校の近くの貸しレコード屋で毎週何枚かアルバム借りて、カセットテープに録音して、SONYのダブルラジカセで繰り返し繰り返し聴いていた。今、音楽をダウンロードで買ってるとかっていう状況を当時の自分にどうやって伝えたらいいのかって思う。 「おい、未来から来たおれだけど」 「え?」 「未来のおまえだよ」 「え? ほんとに?」 「うん」 「そうかー」 「そうなんだよ」 「うん」 「ていうか最近どうよ」 「ええとね、いろいろ調べてるんだけど、チェルノブイリがやばい」 「あー」 「日の原発もやばいと思う」 「あー」

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    s1090018 2012/02/08
  • ONE OK ROCKがすごくいい - TAKUYAONLINE

    ONE OK ROCKがすごくいい。 週末の横浜アリーナライブの興奮がぜんぜん冷めないので書いている。ライブ中もライブが終わってからも油断するとずっと泣きそうでヤバかった。20代前半の、こんな若いやつらがやってるバンドに、いい歳したおっさんが震えてるっていうね。バンドTシャツ欲しかったけど、グッズ売り場が超並んでて断念した。 正直言って音楽のジャンル的にはぜんぜん好みじゃない感じなのですが、そんな中でONE OK ROCKだけがずば抜けて素晴らしい。その張り詰めた音だけで泣ける。このバンドに人生賭けてて、切羽詰まったギリギリんとこでやってて、そんな姿勢もどうしようもなくロックだと思う。 最初はこんなにいいってわかんなかったわ。わず嫌いだった。だってバンド名もダサいし、ルックスも良すぎるし、曲名だってひどすぎる。「じぶんROCK」「世間知らずの宇宙飛行士」「キミシダイ列車」とか、もういちい

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    s1090018 2012/01/23
  • ミュージックマシーン10周年 - TAKUYAONLINE

    今の若い人は知らないと思うし、知らなくてもまったく困らないけど、今からちょっと昔にミュージックマシーンっていうサイトがあってのう……。 ミュージックマシーン跡地 http://www.musicmachine.jp/ このミュージックマシーンっていうのはおれが個人でやってた音楽ニュースサイトで、WEB上のいろんなニュースを集めてちょっとしたコメントをつけて並べとくっていう簡単なもんで。でも自分で初めてちゃんと作ったサイトだし、これでネット社交界(?)にデビューしたので、今でも思い出深いものだったりする。で、これが今日2011年10月18日で開設10周年を迎えたっていうね。終盤は更新も滞りがちで、実質6〜7年しかやってないけど、今でも「マシーン好きでした」って言ってくれる人がいるのは、ほんとありがたいことです。 サイトの運営ポリシーについては2年前にブログに書いた「解題・ミュージックマシーン

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  • (E)na - TAKUYAONLINE

    岡村靖幸 in 新木場STUDIO COAST×2日間行ってきた。岡村ちゃん、当にカッコよかったわー。 自分は家庭教師ツアー以降のライブはだいたい行ってるんだけど、今思うと、やっぱり4年前のツアーのときの岡村ちゃんはどこか苦しそうに見えた。なんだか思い詰めたような濃さや鋭さがそこにあって、それは決して音楽自体に悪い作用を及ぼすものじゃなかったけど、でも歌ってるときも、ダンサー2人を従えて踊ってるときも、言いようのない閉塞感みたいなものに絡め取られてた気がする。今思えばだけど。 でも今回は、岡村ちゃん人が全編すごく楽しそうで、ステージでこぼれそうな笑顔を振りまいて、グッとスリムになった体躯で自由自在にキレッキレのダンスを繰り出してた。ずっと信じて待っててくれたファンのためにちゃんと努力して、最高のコンディションでステージに立ってる岡村ちゃんの姿は当に感動的だったです。超エモくって。しか

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    s1090018 2011/09/09
  • 編集者として考える表記の問題(わりとどうでもいい) - TAKUYAONLINE

    もともと英語だったカタカナにナカグロつけるのイヤなんだよなー。だってつけはじめるとキリがないでしょ。「セルフカバー・アルバム」って書いてる人は、なぜ自分が「セルフ・カバー・アルバム」って書かないのか、ってことについてどう考えてるのかな、とか思う。 あと「ヴ」もなるべく使いたくない。「ライブ」のこと「ライヴ」って書く人は、「テレビ」のことも「テレヴィ」って書かないとおかしいでしょ、とかは思いますよね。 ぜんぜん関係ないけど、国鉄がJRになったときに、「じぇ」っていう音はもともと日語にない音なのに、それを年寄りにも言わせるのかーって思って、ちょっと憤ったりしたことある。

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  • 酔っ払っている - TAKUYAONLINE

    アーティストの人と直接会ったとき、その人のことを好きになるのってなんかちょっと悪いような気がしてしまう。その人自身よりその人が作った作品を好きになるべきなんじゃないかとか、思ったりしてしまう。 どんな悪人でも、どんだけジャンキーでも、なんなら人殺しだとしても、その人が素晴らしい作品を作って、自分がそこに美しい何かを見い出せるなら、そこに存在する感動は物だし、その気持ちはもうどうしようもない。細野不二彦の「BLOW UP!」ていうマンガに、まさにそんなテーマを描いたエピソードがあった気がするけど。 だから、その人のことは好きだけど、作品にはもうひとつ盛り上がれないってこともあるし、作品は好きだけど、その人にはなんだかなじめないってこともあったりして。難しいものですね。両方ばっちりだったらそれはもうめちゃめちゃ幸福なんだけど。 ニーネの「酔っ払っている」ていう歌に「僕が作った歌なんかよりも

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    s1090018 2011/07/12
  • まつきあゆむと10年代の音楽の行方 - TAKUYAONLINE

    まつきあゆむがニューアルバム「1億年レコード」を2010年1月1日にリリースした。さっそく手に入れて繰り返し聴いてるけど、これとてもいいと思います。 部屋で今日はどんな音楽を聴こうかって考えるときに、このレコードが正解になってくれる場合が多いような気がする。音楽で踊りたいとか暴れたいとかじゃなく、部屋で1人でぼんやりしてるときの気分にすごく似合ってる。音楽を選ぶときに一番大事なのはなんといっても気分だと思うので、歌詞がどうとかアレンジの精度がどうとかそういう細部より、もっとざっくりと、その音楽が持っている空気だったり、温度や湿度がしっくりくるかどうかのほうが大切で。まつきあゆむが1人で自宅で作ったこのレコードは、おれが自分の部屋で聴くのにちょうどいいみたいです。 ところで、まつきあゆむはメジャーレーベルと契約せずに活動しているアーティストで、それどころかインディーズレーベルにも所属してない

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    s1090018 2010/01/05
  • 解題・ミュージックマシーン(10) - TAKUYAONLINE

    ミュージックマシーンを最終的に終わらせることにした理由は、やっぱりナタリーを始めたのが大きかった。最初は書き手の視点がぜんぜん違うから両方別のものとしてやっていけるだろうと思ってたし、そこはその通りだったんだけど、やっぱり一度ナタリーで伝えたニュースを再度ミュージックマシーンで取り上げるという行為に自分のモチベーションがついていかなくなってしまって。自分の中ではやっぱりニュースが主でコメントが従だったから、なんか気の利いたコメント書いときたいって気持ちだけで続けるのは無理だった。情報の充実度ではやっぱナタリー最強すぎてかなわない。おれが言うのもアレですが。 あとは、しょーもない話だけど2008年頭にWindowsからMacに乗り換えて、それまで使ってたDreamWeaverが使えなくなったのも終了理由のひとつだったかも。終盤はタグ手打ちで更新してたから。どんな2008年だ。 当は2001

    解題・ミュージックマシーン(10) - TAKUYAONLINE
  • 解題・ミュージックマシーン(4) - TAKUYAONLINE

    サイトを作ろうと思ったのが2001年の8月で、オープンさせたのが10月。サイトを作ろうと思い立ってから実際に始めるまで約2カ月の期間があって、この間はひたすらサイトの構成と計画を練っていた。 そもそもなぜ音楽ニュースサイトをやろうと思ったかというと、ちょうどその頃友達に「ここ見てれば音楽のニュースはだいたいわかるっていうサイトないの?」って聞かれて、そういえばないなーと思ったから。自分自身、音楽が好きでネットも使ってたからいろんな企業サイトは毎日見てたけど、それぞれジャンルや方向性も違うし、いろんなサイト巡回するのもめんどくさいし。ここだけ見てればOKっていうサイトがあったら便利だと思って、でも見あたらなかったから自分で作ることにした。 そういうわけで「国内の音楽の話題を扱う個人ニュースサイト」という大枠のテーマは早い段階で決まっていた。でも細かいコンテンツについてはかなり悩んだ記憶がある

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    s1090018 2009/05/30
  • 解題・ミュージックマシーン(3) - TAKUYAONLINE

    前回、前々回といきなりウェブメディア論みたいになってしまってちょっとはずかしい。当時はこの手の話題は意識して一切近寄らないようにしてたのに。 だから今回のこの一連のエントリは、サイト終了から1年経ってやっと種明かしをするような感覚もあったりする。ある個人ニュースサイトの管理人が何を考えて毎日の更新を続けていたか。そのへん整理する意味も込めて、ミュージックマシーンの7年間についてこの機会に書いておきます。 というわけで、今日はミュージックマシーンを毎日どんな風に更新していたかという話です。せっかくだからその具体的な手順をメモしておきたい。 まずミュージックマシーンのニュース収集は、企業ニュースサイトとCDショップサイトの確認から始まる。大量のブックマークをタブブラウザで一気に開いて、気になる記事を見つけたらテキストエディタにとにかくコピペ。スポーツ新聞など複数の媒体で報じられてるニュースは、

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    s1090018 2009/05/30
  • 解題・ミュージックマシーン(2) - TAKUYAONLINE

    そういえばぼくがミュージックマシーンをやっている間、「おまえは自分と音楽趣味が似ている」という意味のことをすごく多くの人に言われた。もちろん無意識のうちにニュースに偏りが出たり、コメントに熱がこもってしまったり、そういう失敗(自分にとってそれは失敗だった)はあったと思うし、途中からまあそれくらいがちょうどいいのかな、という開き直りに似た気持ちはあったけど、それにしても、あまりにも多くの人が自分と音楽趣味が似ていると感じていたのは意外だった。あんなに雑多な情報を扱うサイトなのに。 で、あるとき気づいた。読者はみんな自分の読みたいとこしか読んでない。例えばあぶらだこが好きな人がミュージックマシーンを見たときには、同じページにあるコブクロの記事はどうでもいいと感じるはず。Berryz工房が好きな人には、その下の七尾旅人の記事はそもそも視界にすら入ってないのかもしれない。 例えばナタリーではP

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    s1090018 2009/05/28
  • 解題・ミュージックマシーン(1) - TAKUYAONLINE

    ぼくはミュージックマシーンという音楽ニュースサイトを2001年から2008年まで約7年間運営していた。ウェブ上に散らばる音楽ニュースをクリップして短いコメントをつけて紹介するというスタイルは、当時流行っていた個人ニュースサイトと呼ばれるジャンルをなぞったものだったけど、でもこれを国内の音楽に特化した形で突き詰めたサイトは他にほとんどなかったので、音楽好きの人にはわりと重宝がられていたと思う。毎日1人で更新し続けて、アクセス数は50万/月くらい。楽しかったです。 で、サイト終了からちょうど1年経ったので、ミュージックマシーンの思い出とかその他いろいろ、当時考えてたことをいくつか書いておきたい。たぶんこれ何回かの連載エントリになるはず。ミュージックマシーンのことを知らない人にはごめんなさい。 まずぼくがミュージックマシーンを始めるときにコンセプトとして決めていたことが2つだけあって。2001年

    解題・ミュージックマシーン(1) - TAKUYAONLINE
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    s1090018 2009/05/27
  • Perfumeは口パクのままでいいのか - TAKUYAONLINE

    Perfumeが広く認知されるに従って「Perfumeってライブのとき口パクなの?ダメじゃんw」とか何も考えずに言い出す人が出てきて、バカじゃないかと思っていた。そういうことじゃねえんだよ。オートチューン処理を施したボーカルはPerfume音楽性の根幹に関わる部分だし、その無機質なエフェクトによって彼女たちの感情は増幅されて聴き手の胸によりストレートに届くことになる。つーか口パク=悪とか言ってるおまえらはそもそもライブ観たことあるのかと。口パクであることがPerfumeの素晴らしさの何かを損なうことなどありはしないのだ。 と、ずっとそう思っていたのですが。実は最近ちょっと考え方が変わってきた。 Perfumeのライブは口パクのままでも当に素晴らしいけど、もし口パクじゃなかったらもっと素晴らしいんじゃないかね。 おれら受け手はたぶんどっちでもいい。リアルタイムで歌っているかどうかというの

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