今、移住は本当にアリなのか? 今年夏、安倍政権から「地方創生」というワードが突如発表され、地域活性に携わっている(とされる)人たちの中では、ある一種ブームのような雰囲気さえ感じられます。一方、全体でみたら、まだまだマイノリティなのでしょうが、地方に移住する人も増えてきました。では、日本全体の人口が減り、特に地方の過疎化・高齢化が著しい中、“移住”という選択肢は本当にアリなのか? 「軒先に誰かが野菜を置いてくれて、スローライフで田舎暮らし最高」な牧歌的話ではなく、実際に移住された方をお呼びして、移住というプロセスから生じる「変化と等身大の姿」に迫ってみたいと思います。 土佐山アカデミー東京分校特別企画 東京夜学会(やがっかい) 酒を酌み交わし、ミライのはなしをしょうしょう 「自由は土佐の山間より出ず」土佐は自由民権運動発祥の地。そして土佐山は、明治時代、地域住民が集まって社会の在り方を夜な夜