DCモータの可変速制御法 【DCモータの可変速制御】 DCモータの速度を連続的に変えたい時にはどうすれば良いのでしょう か?基本的には、DCモータに加える電圧を変えれば速度は変化します。 単純にモータのコイルに流れる電流と速度が正比例しますから、下図の 様にしてモータの駆動電圧を変化させれば速度が可変に出来ることに なります。 この駆動電圧を変化させる方法にアナログ方式とパルス幅変調方式の 2種類の方法があります。 下記はそれぞれの方式と特徴です。 【アナログ方式の可変速制御】 直接駆動電圧そのものを変化させるもので、基本回路は下図の様にし ます。 つまり、トランジスタで電圧ドロッパを構成し、コレクタ・エミッタ間のドロッ プ電圧を変えることでモータに加わる駆動電圧を可変とします。 この基本原理のため、ドロッパ電圧がそのまま熱となってロスとなること になり、特に低速にする時、電力使用効率が悪