ニホンカナヘビ(Takydromus tachydromoides)は、カナヘビ科カナヘビ属に分類されるトカゲの一種である。 分布[編集] 日本(北海道、本州、四国、九州および周辺の島嶼、壱岐、隠岐、佐渡島、種子島、屋久島、五島列島)固有種[1]。 形態[編集] 全長18 - 25センチメートル[4]。鼻先から尾の先端までの全長は16 - 25センチメートル程度。尾は全長の2/3以上を占める[4]。鱗には光沢がなく、表面はザラザラして乾いた感じに見える。背面の鱗は特に大きく一枚ごとに1本の強い稜線があり、その後端は尖っている。これらの鱗が前後に重なって配列するため、背面全体を前後に走る隆条が形成される。これら背面の鱗は通常6列に並ぶため隆条も6本あり、両外側の隆条が最も強い。体側面の鱗は小さく明瞭な隆条もないが腹面の鱗は背面同様の大きさで弱い隆条と尖った後端をもち、横8列で首から尾の付け根