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ブックマーク / dailyportalz.jp (28)

  • 電子レンジ焼き芋の超進化を知らなくて悔しかったので検証

    知らないあいだに、電子レンジでおいいしくさつま芋を焼く方法が有名になっていた……。 最初に1~2分電子レンジの強(600W~500W)にかけ、続いてレンジの弱(200W~300W。レンジによっては「解凍」というやつ)に10分~15分にかけるという焼き方だ。 なんともう2年くらい前からこの方法はネットやテレビなどを中心に焼き芋界で話題になりつつあったらしい。 毎年自宅で焼き芋を焼いているのに、最近までまったく知らなかった。あまりにも悔しいので、せめてこの焼き方で焼くにあたる精度を高める方法を探った。

  • なぜいちご大福はピリピリするのか?

    ところでピリピリすると思ってるのは自分だけなのかもしれない。 そこで和菓子店でいちご大福を買い求めながら「いちご大福ってピリピリしますよね?」とお店の人にきいてみた。 すると「……ピリピリしませんけど」との回答。まさか。クレームだと思ってるのだろうか。あの、ここの店がというわけでなくて一般的ないちご大福なんですけど。 「はあ、苺の酸味がもしかしたらそう感じるんじゃないですか?」 メガネにひびが入った。それだったら苺そのままべてもピリピリするはずだろう。つづいてもう一軒も同じ。ピリピリしませんよ、と。メガネが割れた。 5店にきいて4店は「ピリピリしない」という解答だった(1店は「傷んでるんじゃないですか」と)。 これはどういうことなんだ。もしかしておれが特殊なのか。ピリピリを感じる才能をもつ選ばれた人々、ピリピリファンタスティック・フォーなのか。

  • 建物の汚れカタログ

    建物は長年の雨風でどうしても汚れる。 建築家はそれをよしとせず、なるべくキレイに保つ工夫をするが、ぼくはむしろその汚れが好きだ。 汚れを丹念に見ていくと、実はいくつかのパターンがあることに気づく。なかには「そう来たか!」というレアな汚れもあるのだ。それらの見分け方と愛で方を紹介したいと思います。

  • 90歳のおじいちゃんが発明した電動三輪車

    「私なんかよりおもしろい人がいるので今から連れてってあげます」 群馬県で取材をしていると、電動三輪車を発明した90歳のおじいさんのとこに連れていかれた。 プレハブの中にストーブとふとん……これは怪しい。と思っていたら、このおじいさんも発明もなかなかすごいものだった。

  • 金網を手編みする

    女性から男性へのプレゼントの定番として、手編みのマフラーが挙げられる。ただこれ、人によっては「情念こもってそうでちょっと…」みたいな意見もあるようだ。せっかく手間暇かけて編んだマフラー、それでうんざりされては苦労も報われない。 そこで、手編みの金網である。毛糸のマフラーはふっくら暖かだから余計に念を感じるのかもしれない。金網だったら冷徹な感じがして、そういう精神的な重さにはつながらないはずだ。「網」を「編み」という語感の良さもキュートだ。つまり、プレゼントに最適。 この記事は全国の恋する乙女に捧げます。手編みの金網研究です。 インターネットユーザー。電子工作でオリジナルの処刑器具を作ったり、辺境の国の変わった音楽を集めたりしています。「技術力の低い人限定ロボコン(通称:ヘボコン)」主催者。1980年岐阜県生まれ。 『雑に作る ―電子工作で好きなものを作る近道集』(共著)がオライリーから出

    金網を手編みする
  • 山登りに適したアルバイトの制服はどれか?

    想定外のことはなんの前ぶれもなくやってくる。 それは天変地異にとどまらない。アルバイト中に突然「悪いけど、今から山のぼってくれないかなぁ?」と頼まれることだってあるだろう。 そんなとき、どんなアルバイトのどんな制服であれば登山しやすいだろうか? 今回、アルバイト情報サイト、イーアイデムとのコラボ企画として調べてみた。

  • 「甘いマスク」を作ろうと思ったらゾンビになった

    ハンサムな顔のことをよく「甘いマスク」と表現する。ここでいう「甘い」とは女性を「甘い気持ちにさせる」といった意味で、顔がチョコレートや生クリームでできているわけではない。 僕は女性ではないので、男の甘いマスクには興味がない。どちらかというと甘くておいしいマスクのほうがうれしい。 なので甘いマスクを作ることにした。

  • @nifty:デイリーポータルZ:年季入ってる床屋で「昔の髪型にしてください」

    髪型が決まらない。 美容院で渡されるヘア雑誌を見てもどれも同じに見える。なんてこった、あの毛先もこの毛先も遊んでいるじゃないか……こんなこと思うのはおっさんになった証拠だ。 せっかくおっさんになったのだから、ここらでひとつ昔の髪型にしてみるのはどうだろう。 それも古い床屋で「昔の髪型にしてください」と言ってみよう。

  • @nifty:デイリーポータルZ:針尾の 無線塔がやばすぎる

    空に向かって無限に伸びるコンクリートの塔。大正11年に作られた無線塔が大変やばいビジュアルをしている。 この塔については以前(2005年の拙記事)にも書いたことがある。が、いかんせん凄さが伝え切れてなかった。というか実物のあまりの凄さに、これはもう一度ちゃんと伝えなければ!と思った。すごいことは何回言ったっていいだろう。

  • 「湖面から突き出た足」製氷器を作る

    1970年群馬県生まれ。工作をしがちなため、各種素材や工具や作品で家が手狭になってきた。一生手狭なんだろう。出したものを片付けないからでもある。性格も雑だ。もう一生こうなんだろう。(動画インタビュー) 前の記事:あやつり吽形(うんぎょう)を作ってみたが > 個人サイト 妄想工作所 横溝正史原作の映画「犬神家の一族」。犬神家当主が残した奇妙な遺言書をめぐり、一族の間で醜い争いが起こり、やがて陰惨な連続殺人が展開されていく―。 公開されたのは1976年、自分が6歳のころだ。幼い頃の自分が編をじっくり見たことはないと記憶しているが、それでもあの「スケキヨの白い顔」と「湖面から突き出た死体の足」は強烈に心に刻まれた。なんて恐ろしげな映画なんだ。絶対2度と見るまい。そう誓った。

  • 幻の飲料「どりこの」を追う :: デイリーポータルZ

    「どりこの」という飲み物を御存じだろうか。 「御存じだろうか」なんて偉そうに言ってみたものの、じつは僕もよく知らない。なぜなら「どりこの」は何十年も前に製造が中止されているからだ。 ある日の新聞に“幻の飲料”「どりこの」を紹介するコラムがあった。「“どりこの”は昭和初期に爆発的にヒットし、一時は年間100万も売り上げていた」という記事だ。 “幻”と聞いて胸がむずむずした僕は、この「どりこの」について知りたくなり、調査を開始することにした。 (榎並 紀行) 図書館で「どりこの」情報をリサーチ 新聞記事によると「どりこの」は昭和初頭~昭和19年まで製造・販売されていたらしい。その時代の文献を探せば「どりこの」に関するヒントにめぐり合えるかもしれない。

  • カフカ「変身」をネット通販風に描く

    ネット通販のページは長い。 人気ランキング、購入者レビュー、メディア紹介実績、訳あり商品の説明、おまけの紹介などが大きい文字で並んでいてとてもわかりやすい。 土着的なネット表現としてひとつの完成形だと思う。ネット通販以外にもあれは応用可能なのではないだろうか。 文学はどうだろう。みんなが知っている短編小説、カフカの「変身」はどうだろうか。 旅回りのセールスマン、グレゴールザムザが朝起きると虫になっている不条理小説である。

  • 日本一長いエスカレーターに乗りに行くまで

    一長いエスカレーターの話題になるたびうずうずしていた。 2011年11月現在、日一長いエスカレーターのツートップは両方四国にある。 エスカレーター愛好家として自信満々でそう答えるたび、「でも、じつはまだ乗ったことないんだけどね…ね……」と心の中に響くエコー。うう。 長年の懸案事項であったこの日一問題、ついに先日解決をみたので、ご報告したい。

    s97ve627r
    s97ve627r 2011/11/25
    小さい時乗ったような気がする
  • フリー素材写真を撮る :: デイリーポータルZ

    ネットにはフリー素材写真があふれている。 フリー素材写真とは自由に使ってよい写真のことである。ウェブサイトの「お問い合わせください」のバナーや「気になるカレの行動チェック」といった記事の挿絵に使われている。 複数のサイトで同じ写真が使われることもある。タレントでもなく、名前も知らないのによく見かけるのがおもしろい。 僕もここに参入してみたくなった。

  • 仕事の反省文を女子中学生っぽくデコる

    中学生の頃、女の子たちがよく回していた手紙。ちゃんと見たことはないが、横目からかわいい文字がたくさん書いてあったのを覚えている。 先日、屋さんでその「かわいい文字」の書き方について教えてあるを見つけた。

  • 昔の雑誌の『未来予想図』を鑑賞する :: デイリーポータルZ

    現代の我々を取り巻く環境は、年々厳しさを増している。地球温暖化、不況、そしてこのたびの震災、それに続く原発問題・・・。たまに心躍る技術や科学的発見のニュースも散見されるが、どうも世間の総体的気分としては、下降気味な感じだ。そうではないという方もおられるだろうが、そういうことにしないと記事が始まらない。まあ聞きなさい。 そんな折、実家へ帰省し、恒例の納戸あさりを行った。昔の雑誌や漫画、おもちゃなど掘り起こして、少しでもネタになるものでも見つかればと思ってやっているわけだが、最近こんなものを発掘したのだ。 輝く未来を信じることができた時代の、学習雑誌である。 (乙幡 啓子) 30年探し続けたら突然見つかった 「発掘した」と書いたが、実はこれを長年探していたのだ。小さい頃よくパラ見していた「科学クラブ」という、これは学習誌だろうか。「株式会社東雲堂発行」とあるが、現在この社名で検索しても博多の

  • ここに出して大丈夫?って感じの郵便ポスト :: デイリーポータルZ

    全国、どのポストに出しても郵便物は届く…はずなのだが、いざ投函しようとする時、ふと 「ここに出して当に大丈夫だろうか…」 と思ったことはないだろうか。 ・ひょっとしてこれは放置ポスト(撤去することすら忘れられている)だったりしないか? ・郵便局の人はこのポストにもちゃんと集めに来てくれるだろうか? そんな疑念を抱きかねない雰囲気を持ったポストを集めてみた。 (T・斎藤) 不安になるロケーション まずはロケーションが不安なタイプを見ていこう。 上の写真のポスト、道端に唐突に立っているのが大変不安だ。 中の郵便物がちゃんと回収されるか、という点はもとより自転車や車がポストにぶつかりやしないかという点でも心配になる。 ポストの前に置かれた、役に立ってるのか立ってないのかわからないカラーコーン(タイヤ付き)がまた存在の危うさを際立たせている。

  • 豚の足一本分のハムを買ってしまった :: デイリーポータルZ

    ちょっとしたレストランやバーなどに、まるごと骨付きの生ハムが珍しい形の台に乗せられておいてあるのを見たことはないだろうか。 そこからスライスしてお皿に盛りつけるのだ。 ふつう、生ハムというと薄切りのがちょこんとお皿にのっているものだから、もしあの骨付きのかたまりが家になんてあったら、ほぼ無尽蔵に生ハムをべ続けられるんじゃないだろうか。 夢のようである。 憧れるなあ。 欲しいなあ。 買おうかな。 買っちゃった。 (工藤 考浩) あのハムが欲しいの 僕が最初にあの骨付き生ハムのかたまりを知ったのは、だいぶ前に見た何かのテレビ番組だ。 たしかクイズ番組だったと思うのだが、スペインからの出題で、生ハムに関する問題だった。 天井から吊された豚の足がずらりと並んだ製造工場をミステリーハンターが(そう、あの番組だったと思う)歩いているのを見て、大変驚いた。 あのペラペラの生ハムがこんな形だったとは。

  • 麹と塩と水で作る凄いうまい調味料 :: デイリーポータルZ

    現在我が家で大ヒット中の調味料が有ります。それは「塩麹(しおこうじ)」。麹と塩と水と混ぜて熟成発酵させた物です。 作るのが簡単で、色々な用途があります。しかも材料費が安い。今回はこの塩麹の素晴しさをお伝えしたいと思います。 全体的に料理か酒の映像なので、事前の空腹時に読む場合はご注意ください。 (馬場 吉成)

  • @nifty:デイリーポータルZ:重曹でスパゲティがラーメンになる

    何年も家族で外国に転勤していた友人が教えてくれた話。ニューヨークにいた頃どうしてもラーメンべたくなったのだけど、中華麺が手に入らなかったのでスパゲティでラーメンを作っていたのだそうな。 それはラーメンではなく中華スープスパなのでは?と思ったら、どうもそうじゃないらしい。聞いてみると、お湯に重曹を入れてスパゲティを茹でると中華麺になるのだという。 ホントだろうか。なんかエイプリルフールのネタみたいな話だけど、あんまり真剣に言うのでやってみました。半信半疑で。 (松 圭司) 原理的には確かに中華麺になる気もする 中華麺は小麦粉に「かん水」を混ぜ作る。普通に小麦粉を練って麺を作るとウドンになってしまうが、かん水を混ぜることでコシがあって黄色い中華麺になるのだ。 かん水は炭酸ナトリウムが主成分で、それが良い具合に化学反応を起こして小麦粉を中華麺にするらしい。 一方、重曹は炭酸水素ナトリウム