一時は、おりに入れられた仲間のすぐそばまで近づいた逃走中のフラミンゴ(右)=2日午前11時29分、北海道紋別市のコムケ湖、奈良山雅俊撮影 北海道旭川市の旭山動物園は、同園から逃げたフラミンゴを捕まえるため、紋別市のコムケ湖で続けていた捕獲作戦を3日で打ち切った。同園は、フラミンゴが徐々に自然に適応してきたとみており、作戦を練り直して8月中にも再開する方針だ。 同園は、フラミンゴが群れて行動する習性を利用し、7月31日に仲間のフラミンゴを入れた網張りのおりを岸辺に設置。近寄れば水面下に張った仕掛け網に脚が絡まり、捕獲できると見込んでいた。 ところが、鳴き交わしはしても、おりにはなかなか近づかず、近づいても網に気づいているかのようにかわしていた。おりの周辺に同園で与えていた餌をまいたり、職員がおりの方へ追いやったりしたが、うまくいかなかった。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには