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ブックマーク / ukmedia.exblog.jp (5)

  • 欧州憲法を巡る戦争発言 ポーランド | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    今、新しい欧州憲法をどうするかの話し合いがブリュッセルで続いているが、第2次世界大戦に関わるポーランド政府の発言に、ドイツが窮地というか、困惑の波が広がっている。 ポーランドのカチンスキ首相は、新憲法の中の、人口比による多数決制は公正ではない、と反対しているが、1939年9月、ナチ独によるポーランドへの侵攻がなければ、ポーランドの人口ははるかに大きかった、と述べたのである。現在のEUの議長国はドイツ。つらい発言となった。 テレグラフの記事によると、憲法案が提唱する、人口比による多数決制を基にした議決方法は「ポーランドを傷つける。ポーランドは未だ戦時の損失からまだ回復していない。」、「私たちが望んでいるのは、私たちから取り去られた分を要求しているに過ぎない」、もし1939年から1945年の年月がなかったら、「ポーランドは人口6600万の国になっていた」。 デンマークのラスムセン首相は「第2次

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  • 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    英BBCは9月15日から、連続ドラマ「ナイトスリーパー(夜行列車)」を放送した。電車の中で発生するハッキング・ハイジャック事件をリアルタイムで描いた。 「リアルタイム」というのは、事件発生時から解決までの6時間を1時間ごとのドラマにして放送した、ということである。登場人物が体験する1時間を視聴者も一緒に体験していく。 舞台になるのは、スコットランドの第2の都市グラスゴー発、ロンドン行きの夜行列車。出発直前に電車の外でひったくり事件が発生し、これを解決したのが乗客の一人でロンドン警視庁で働く、訳あり警官のジョー。 しかし、このひったくり事件は実はその夜に発生する出来事のほんの序奏だった。 まず、何者かが電車に通信機器を仕込み、行き先を変えてしまう。 ちょうど、ロンドン・ギャトウィック空港から女友達海外旅行に出かけようtしていたアビーに連絡が入る。アビーは政府通信部(GCHQ)の傘下にある

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  • ブレア特集 元経済顧問の見たブレア政権 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    ブレア政権を経済面から見れば、好景気の維持という面で大成功と一先ずは言えるのだろう。最新の失業率は何と2・8%である。日のかつてのバブル経済時の数字ではないか? ロンドンの外国プレス協会に5月やってきたのはブレア氏の元経済顧問だったデレク・スコット氏。彼の評価は経済面のみに限らず、政治のスタイルや欧州政策にも及んだ。 私がびっくりしたことなどをあとがきで書いた。 政治的業績に影を落とすイラク戦争 ブレア首相退陣表明で元顧問に聞く (ベリタ2007年05月11日掲載) ブレア英首相が5月10日、英中部セッジフィールドにある自分の選挙区で会見し、6月27日に辞任すると語った。10年続いた与党・労働党党首でもあるブレア政権がいよいよ幕を閉じることになった。ブッシュ米大統領のイラク戦争への全面支持で、結果的に政権の寿命を縮める形になったブレア氏だが、1997年の政権発足時から2003年までブレア

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    s_gotter
    s_gotter 2007/06/20
  • 社民党・福島瑞穂党首「伊藤市長が政府に厳しく迫っていたことと今回の殺害は無関係だろうか」:ニュ...

    英国で奴隷貿易廃止法が施行されてから、今年3月末で200年。過去を振り返る記念行事が英国内でたくさん開催され、奴隷貿易で巨額の富を得た英国が数百年前の行為に関し公式謝罪をするべきか否かの議論も様々なものが出た。 廃止から200年といっても、昔のこと、として片付けるわけにはいかないのは、その影響が、現在の英社会でも健在だからだ。元奴隷の子孫で英国人となったアフリカ系住民に対する人種差別は度々指摘されてきたし、世界中で奴隷状態で生きる人が未だにいるのも現実だ。 英国の邦字紙「ニュースダイジェスト」4月12日号に書いたものに、若干付け加えて、謝罪是非の背景を考えてみたい。 ―「奴隷貿易」とは 16世紀から19世紀にかけて、ポルトガル、スペイン、英国、フランスなどの欧州諸国やアフリカの貿易商が、西アフリカ居住のアフリカ原住民を奴隷化し、アメリカ大陸などに移動させた「大西洋奴隷貿易」が行なわれた。最

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    s_gotter
    s_gotter 2007/04/22
  • 「エコノミスト」による日本の司法制度 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    図書館で「エコノミスト」をめくっていたら、日の痴漢裁判の(映画の)話が載っていて、驚いてしまった。何しろ、見出しが、「日の正義(司法制度):自白しろ」とでも訳せるような記事だったからだ。 この映画に関してはすでに会見が日で開かれていて、ヤフーで以下を見つけた。 周防監督、海外メディアへ熱弁!「痴漢摘発する前に満員電車なくせ」 最新映画「それでもボクはやってない」がヒット中の周防正行監督(50)と主演の加瀬亮(32)が1日、東京・有楽町の日外国特派員協会で海外メディア向けに会見を行った。同作で日の裁判制度のあり方に深く切り込んだ周防監督は、「日でこのようなことが行われているんだという怒りを伝えたかった」と力説。欧米各国の記者を前に約90分間熱弁を繰り広げた。 「再審の決定を1度は下しておきながら、取り消す。裁判時の証拠・証言にある程度疑いがある場合は再審制度を適用するとした白鳥決

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