街中の公衆電話が減ってきたこともあり、携帯電話が生活必需品としての存在感をさらに強めている。今後は“年齢や性別、能力に依存しない使いやすさを備えた携帯電話”、いわゆるユニバーサルデザイン携帯電話の需要がこれまで以上に高まることが予想される。 ユニバーサルデザインをうたう携帯電話は、これまでにもいくつか登場している。しかし特殊なユーザーインタフェースやボディデザインから、“一般ユーザーの機種変更候補”には、なかなかなり得なかった 「どんな人にも使いやすくて、普通に持っていてかっこいい携帯電話を開発できないか」──こうした想いから生まれたのが、NTTドコモと三菱電機が共同開発している「2画面ユニバーサルデザイン携帯」(9月28日の記事参照)だ。
![「2画面携帯」が生まれるまで](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/21835439cc914bf81f991d1864a4f0e407e54a6e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fmobile%2Farticles%2F0510%2F07%2Fl_sa_ub5.jpg)