「半沢直樹」「ルーズヴェルト・ゲーム」「下町ロケット」(TBS系)など、“熱い男たちのドラマ”で人気を集めてきた日曜劇場。この春は警察内部の戦いを描いた「小さな巨人」が放送され、7話までの平均視聴率は今クール2位の13.1%を記録しています。 主なあらすじは、「『捜査一課長間違いなし』と言われていた捜査一課刑事・香坂真一郎(長谷川博己)が、取り調べの際にミスを犯し、捜査一課長・小野田(香川照之)の証言によって所轄の芝署へと左遷されてしまう。香坂は出世ルートから外れたが、小野田らの妨害にもめげず、己の使命を信じて所轄の刑事たちと事件解決へ突き進んでいく」というものです。 最大の特徴は、刑事ドラマであるにもかかわらず、謎解きやアクションの要素は少なく、「所轄(支社)と警視庁捜査一課(本社)の人間関係をクローズアップしている」こと。これをビジネスシーンに置き換えると、本社から支社への左遷、本社と