この四半期(2017年10月~12月)の注目点は、攻撃者が仮想通貨を狙う傾向が顕著になっている点です。レポートでは、仮想通貨取引に対する攻撃と円やドル等の通貨取引に対する攻撃を対比して整理しました。その他に、国内でIoTマルウエアに感染した端末が急増したことも話題になりました。急増した感染端末はDDoS攻撃等に悪用されることが懸念されます。また、レポートでは、IoTマルウエアに感染した端末の新たな悪用懸念についての考察も行いました。 その他、収集した公開情報を元に、この四半期のトピックを記載しています。また、この四半期のセキュリティに関する出来事をタイムラインにまとめました。