文:荒井 弘正(地域総合整備財団[ふるさと財団] 地域再生部長) まだ数こそ少ないが、いくつかの観光地では携帯端末などを活用した観光ガイドの実験が始まっている。観光客は、出発前に観光情報サイトやガイドブックでチェックした事前の情報とは異なり観光中にしか手に入らない現地情報を、携帯端末などからチェックすることで、観光地の魅力を味わい、満足度を高める---。携帯電話や専用端末、無線LANなどのユビキタスネットワークの広がりとともに、観光地ではこうした取り組みが始まっている(図1)。 出発前の事前情報だけではなく、現地情報にも力を入れ、訪れた観光客の満足度を高めてリピーターを増やしていく---。自治体による観光情報の発信にも、そんな戦略が必要になりそうだ。3回にわたって自治体による新たな観光情報発信のあり方を解説する。 3段階の情報を戦略的に一体として提供する 観光は、我が国産業の中でも数少ない
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