今、最も成長著しい食品スーパー企業の1つと言えるロピア(神奈川県/高木勇輔社長)。 同社は19年に新会社eatopia(イートピア)を立ちあげ、外食事業にも参入していることで知られる。そんな同社が、新型コロナウイルス感染拡大下で外食業界が落ち込むなか、次々と新たな飲食店をオープンしていることをご存知だろうか。そのうちの2店を実際に訪問し、ロピアの外食事業の今に迫った。 コロナ禍で外食企業が苦戦するなか、絶好調スーパーのロピアは飲食店を続々とオープンさせている 銀座に完全個室制の フルサービス焼肉店を開業 最初にロピアの外食事業が話題になったのは2019年4月、千葉県松戸市の商業施設「キテミテマツド」内に出店した「ロピア松戸店」内に、割烹料理店「窯焼き割烹 黒泉」をオープンした。精肉専門店のバックヤードにひっそり設けられた店で、完全予約制で提供メニューは5000円(税抜、以下同)の1コースの