セントルイス・カージナルスの元スカウト部長である、クリストファー・コレア氏がヒューストン・アストロズのシステムに不正アクセスをしていた問題で、カージナルスにペナルティが課されることになった。 コレア氏は既に連邦裁判所で禁錮46か月の判決を受けており、MLBからは永久追放処分を受けている。同氏はアストロズのメールやデータベースに不正アクセスを行い、スカウティングレポート、トレードの提案等を入手していたと見られている。 セントルイスの地元紙『ポスト・ディスパッチ』では、1月31日付でこの件について報じている。記事では、ペナルティの内容を以下のように伝えた。 ・今年のドラフト上位2名の指名権譲渡(全体56番目と75番目) ・30日以内にアストロズに200万ドル(約2億3000万円)を支払うこと。 このペナルティにより、カージナルスは今年のドラフトで上位選手の指名が不可能となった。アメリカのドラフ