子供達に教えていてちょっと気になるジャンルは、文章以外では文法が筆頭にあげられます。一旦その法則を身に付けると、ほとんど確実に得点を落とすことのない、国語の中では珍しい公式的なジャンルの問題なのですが、どうも子供達にとってみるとややっこしさばかりが先に立ち、学習意欲がなかなか起こらない分野のようです。実際のところ、算数の「〜算」をいくつも覚えて、さらにそれを応用させて解くものよりもはるかに楽に得点できるはずです。ただし文法の場合、学習にかけるべき時間は、他の語句問題と同様にさほど多くの時間は割けません。その上で確実に知識を定着させるには、根本から文法の構造を理解した状態で後から学習するべき内容を積み重ねていかないと、いつまでたっても効率の良い学習は望めません。先ほども申し上げましたが、文法の学習はあまり長い時間を割くべきところではないので、少ない時間を上手に使っていかねばなりません。 そこ