新型コロナウイルスのオミクロン株の感染急拡大が続き、4日も全国の感染確認が9万人を超えました。そして今、“ある変化”が起きています。 デルタ株が広がった去年夏の第5波では感染者は20代や30代で比較的多かったのが、今回の感染の第6波ではその主体が子どもに移ってきています… 「季節性インフルエンザに近い広がり方」 ●東邦大学 舘田一博教授(厚生労働省専門家会合のメンバー) 「オミクロン株は感染性の高さや潜伏期間の短さを考えると1人から2人、2人から4人という形で面的に広がる傾向がある季節性のインフルエンザに近いような広がり方をしていて、それが子どもたちの間で起きているのではないか。ワクチン以外にも何とかして子どもたちでの感染拡大を防ぐ方策を考えていかなければいけない」 ●厚生労働省専門家会合 脇田隆字 座長 「年末からことしの成人式にかけて20代から30代の感染が拡大したが、感染の場が学校や