金環日食が21日に迫るなか、消費者庁は16日、目を傷つける観賞用の日食めがねが販売されている恐れがあるとして、市販のめがねを緊急調査すると発表した。 18日までに安全性に問題のある商品名を公表する方針。 同庁には天文関係者から今月上旬、「粗悪品が売られている」との情報提供があった。これを受け、市販されている10種類以上の日食めがねを検査する。 同庁は、めがねの安全性の目安として、太陽光の可視光線の透過率が0・003%以下と示し、「蛍光灯にかざし、明るくて蛍光灯の形がはっきり見えるめがねは使わないで」と呼びかけている。