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2018年2月24日のブックマーク (1件)

  • 差別、貧困、食肉、利権、金、そして『路地の子』 - HONZ

    主人公は上原龍造。昭和24年に大阪南部の路地、一般的な言葉でいうところの被差別部落、に生まれた無名の人だ。子どもの頃から、出身路地である更池の人たちの仕事場であった「とば」で肉の仕事に携わり、努力と決断力、そして、持ち前の度胸の良さと喧嘩の強さを活かし、同和利権を取り込みながら事業を拡大していった。その一代記が、息子であるノンフィクションライター上原善広によって丹念に綴られていく。 冒頭からトップスピードだ。まず、とばではいかにして牛を処分するかの説明で始まる。次は、とばで、中学校三年生の龍造が、十八歳の極道見習い武田剛三を牛刀で追い回すシーンだ。周囲の人が止めに入らなかったら、間違いなく斬りかかっていた。 殺すつもりでいかな舐められる 龍造の育ちと性格を頭に入れながら、優れたバイオレンス映画を見始めたかのごとく、ぐいぐいと引き込まれていく。 三歳で母に死なれた龍造は祖父母に育てられた。

    差別、貧困、食肉、利権、金、そして『路地の子』 - HONZ
    sadamasato
    sadamasato 2018/02/24
    id:kmiura 実在しない登場人物や事実誤認だらけのノンフィクションのようですよ。http://bit.ly/2BL46Xn から始まる一連の記事をご覧下さい。