2020年12月6日のブックマーク (4件)

  • 中国全国で映画『モンスターハンター』公開中止!原因は人種差別表現?

    映画『モンスターハンター』は中国で12月4日に公開されたばかりだが、その直後に全国で上映が中止された。原因は作品内の人種差別的なセリフに起因しているようだ。 ゲームシリーズ「モンスターハンター」は中国でも非常に人気の高いフランチャイズで、その映画版も注目を浴びた。映画『モンスターハンター』の全米公開が12月25日で、日では2021年3月に封切されるが、12月4日にリリースされた中国は世界で最も作の上映が早い国の1つである。 ところが、公開翌日の12月5日から、全国での上映が中止された。中国映画館などで掲示されている作のポスターは「管理当局からの通知を受け、12月5日より映画『モンスターハンター』は公開中止になります。すでに販売されたチケットは払い戻しとなります。再公開の日程につきましては、後日お知らせ致します。ご迷惑をお掛けしたことをお詫びすると共に、ご理解頂けますようお願い致しま

    中国全国で映画『モンスターハンター』公開中止!原因は人種差別表現?
  • 第3回 中年・高齢女性の貧困が問題にされないワケ

    前回は、高齢女性の貧困率がほかの年齢層や男性の貧困率から突出して高いことを指摘しました。65歳以上の女性の貧困率は、22.3%。5人に1人が貧困状態なのです。 しかし、この数値はどのような家族構成の女性でもすべて含んでいます。つまり、まだ配偶者が健在な方も、成人した子どもと同居している方も含まれるわけです。貧困率は、世帯の人の合算所得で計算しますから、そのような方々の貧困率はそれほど高いわけではありません。際立って高いのは、一人暮らしの女性です。図1をご覧ください。一人暮らしの女性の貧困率は、勤労世代(20~64歳)においても29.2%と、ひとり親世帯を除くほかの世帯タイプに比べて突出して高く、高齢期では50%に近くなります。 考えてみれば、女性の多くは、いつかは一人暮らしとなる確率が高いです。未婚のまま一生過ごす人や、離婚する人も増えていますし、結婚していても、夫の方がよりも年上の場合

    第3回 中年・高齢女性の貧困が問題にされないワケ
  • 女性の貧困

    厚生労働省が公表する日の相対的貧困率には、男女別の数値がありません。また、人口全体と子どものみの集計はありますが、年齢別の数値もありません。でも、これでは日貧困の状況はわかりません。貧困率は、性別、年齢で大きく異なるからです。 図1に示しているのが、性別、年齢別の貧困率です。これを見て、まず、気づくのが、成人期においては女性の貧困率は男性の貧困率をほぼすべて上回っているということです。唯一の例外は、25歳から29歳で、これは、この年齢期は女性の方が男性よりも結婚している割合が高いからです。日では、結婚している人の方が、結婚していない人よりも、貧困率が低いので、結婚している割合が多いということは、貧困の人も少ないということなのです。 貧困率は、女性も、男性も、高齢期には増加していきます。特に女性は、高齢期の貧困率が高く、75歳以上は25%を超えます。なんと、4名に1名が貧困状況なので

    女性の貧困
  • 特別企画 北村紗衣「ウィキペディアとフェミニスト批評」中編

    北村紗衣さん(武蔵大学准教授)のお話の中編をお届けします。 ウィキペディアを編集しているのは北アメリカ出身の白人男性が多いようです。作り手の偏りが、女性に関する記事の少なさ、さまざまなバイアス、記事内容の質の低下を招いている事例を見ていきます。 前編はこちら ウィキペディアの信頼性 では、信頼性はどうなのか。英語版、日語版の調査によれば、「そこまで信頼できないわけではない」と言われています。荒らされていない記事は大丈夫なんです。信頼性が高くて、読みものとしても面白い記事もあります。 例えば、「地方病(日住血吸虫症)」という病気の記事があります。図や写真がいっぱいあって、読むだけで時間がかかってしまうすごい分量です。注が308番まであるんです。これは寄生虫研究者からも注目されている記事だそうですので、たぶん信頼できます。 それから、変わったもので、私が一番お気に入りの「激おこぷんぷん丸」

    特別企画 北村紗衣「ウィキペディアとフェミニスト批評」中編
    saebou
    saebou 2020/12/06
    #jawp 講演第二部が公開されました。