無料のオンライン百科事典ウィキペディアが2001年の開設から20年を迎えた。記事は5500万本以上あり、閲覧は月に150億回以上にのぼる。インターネット時代を象徴する存在に育った。感じるのは「人とネット」をめぐる2つの側面だ。今後の希望を照らす「光」と、対応すべき重い課題を示す「影」がある。まずは「光」から。匿名の個人がボランティアで編集者(新規記事の執筆や修正を担う人)をつとめるコミュニテ
現代の研究者がアリストテレスの著作から引用する場合、普通はベッカーという文献学者が19世紀につくった校訂版のページ数を用います。 しかしもちろんこの引用の仕方はベッカー以前は存在しませんでした。そのためそれまでは別の引用の規則があったわけです。 で、私はこれまでベッカー以前は基本的には、該当箇所を第何巻第何章という具合に引いていると思っていました。事実そのように引いている人はかなりいます。 しかし今読んでいるスカリゲルはアリストテレスに言及する際に、『形而上学』第5巻…とは書いても第5巻の何章かは言ってくれませんん。そのため、これまで引用箇所を探す時には第5巻のすべてをくまなく見ないといけませんでした。 ところが、スカリゲルがアリストテレスを引く時には、たいてい本文の横に数字が書いてあります。たとえば25とか52とか。 これまでこの数字が何を意味するか分からなかったのですけど、今日スカリゲ
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