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  • 第1期電王戦 二番勝負 第1局 山崎隆之八段 対 PONANZA(先崎学)

    「電王戦」 これから書く数行は、職業棋士として気が重いし、できれば曖昧にぼかして済ましたいのだが、コンピュータと人間の勝負もある程度闘いを繰り返し歴史を作った今、やはり書かざるを得ないだろう。 今のプロ棋士で、コンピュータより人間――我々プロ棋士が強いと気で思っている者は、ほとんどいない。 ここ一年でどんどん空気が変わってゆくのを、私は内部の人間として肌で感じていた。一年前は、いい勝負だが、心理的なものや詰みの正確性などを考えると、闘うと人間が分が悪いのではという者が多かった。もちろん、己の誇りにかけて棋士が上という者もいた。ごく一部のリアリストたちがもう勝てないだろうと事態を考えていた。 半年前には、私より後輩で、リアリストでない者はごくわずかになっていた。ソフトが進化したということもあるが、人間が現実を認めざるを得なくなっていったのだ。ヒトは己の能力を過信しやすい。ましてそれまでの人

    第1期電王戦 二番勝負 第1局 山崎隆之八段 対 PONANZA(先崎学)
    sagami3
    sagami3 2016/04/21
    先崎先生はほんとうに文章が上手いな。泣ける。
  • 電王戦FINAL第1局観戦記 先崎学九段

    さて、電王戦もいよいよファイナルである。どうやら今の形の団体戦形式でやるのは最後ということらしい。都合三期にわたったわけだが、棋士側の感覚は期ごとにかなり違ったように思う。 一期目の時は、誰かは負けるんだろうが、自分がババを引くのだけは嫌だ、という感じであった。二期目は、皆はじまる前から暗かった。一局目に菅井が完敗して暗さに拍車がかかった。あの対局の二日後に及川君と上田さんの結婚式があったのだが、わんさか集った棋士は皆ひそひそ声ではなした。「駄目だこりゃ」 そして三期目である。もう駄目かと若手に訊くと、今期はかなりやれるんじゃという。メンバーもさることながら、棋士がコンピュータの対策に長けてきたのではないかというのだ。 たしかにこれまでは、対策といっても何をどうしていいのかがつかみにくかった。やっと、そのあたりの微妙な感覚が分かってきたのではないだろうかというのである。もうひとつ良いのは、

    電王戦FINAL第1局観戦記 先崎学九段
    sagami3
    sagami3 2015/03/18
    先崎先生さすがです。将棋がじょうずでも、勝負に勝てるかどうか、にはまた別の駆け引きがあるのですね?
  • 金環日食めぐる日米対決に注目! 国立天文台とNASAで「限界線」の予想で食い違い(2/2ページ) | ニコニコニュース

    sagami3
    sagami3 2012/05/15
    ほほう。あの地図の境界線が、"本当は"どこにあるのか、観測しようという訳だね。中心線を正確に観測するのは難しいけれど、金環食境界線を観測するのは素人さんにも簡単、というところがミソなんですよ?
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