キュー・テックは4月20日、映像作品のDVDに日本語字幕を付け、耳の不自由な人などにも映像を楽しんでもらおうというプロジェクト「字幕をつけ隊!」で、映画「時をかける少女」の字幕を公開した。 専用ソフト(無料)をダウンロードしてPCに組み込み、時をかける少女のDVDを再生すれば、音声を字幕で表示する。字幕は広告入りで、無料で利用できる。 字幕をつけ隊!は、“映像のバリアフリー化”を目指すプロジェクト。ユーザーから字幕を入れて欲しい作品を募集し、コンテンツメーカーと交渉して許諾を得、ボランティアや字幕制作会社などが字幕を作成・公開している。 字幕に広告を出稿するスポンサーも募集している。同社によると、米国では主要なテレビ番組には字幕を付けることが法律で義務付けられおり、その費用は広告でまかなわれているケースが多いという。