日々拡大を続けているソフトバンクグループは、すぐには何をしている会社なのか分からないほど、事業領域が広がっている。子会社761社、関連会社130社(2017年3月末現在)の巨大グループとなったソフトバンクの姿を見てみよう。さながら“ソフトバンク・エンパイア”(帝国)の様相だ。 ソフトバンクグループの事業は大きく、次の6つの領域に分かれている。 - 通信 - ヤフー - ファンド - 海外 - 流通 - その他 携帯電話キャリアとしてのソフトバンクや、巨大ポータルサイトのヤフーは、馴染みの深い事業となっているが、この数年、海外展開を急速に進め、巨額の資金規模を有するファンドも組成している。以下、事業領域ごとの主力企業と、事業内容を簡単に整理した。 ■通信事業 ・ソフトバンク 携帯電話など無線通信サービスを提供。 ・Wireless City Planning 携帯電話ネットワークの整備など。