南クリル管区(みなみクリルかんく、Южно-Курильский городской округ)、はロシア連邦サハリン州の管区。 千島列島の最南部、国後島、色丹島、歯舞群島を管轄する。時間は日本標準時から2時間進んでいる。 地理[編集] ソ連及びロシアにとって主要都市から遠く離れた僻地であるため、手付かずの自然がそのまま残されており、多様な生態系に富むが、発展が遅れていた。近年では、国後島において開発が進められ、観光客を招致する計画もある。 歴史[編集] 1945年8月9日、ソビエト連邦は日ソ中立条約を破って日本への侵攻を開始し、千島列島全域を占領した。1946年6月5日、ハバロフスク地方南サハリン州の一部として、南クリル管区の設置を一方的に宣言した。1947年1月2日に、南サハリン州を廃止して、ハバロフスク地方から分離したサハリン州に編入した。 2006年6月、南クリル管区を南クリル都