公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が2016年度に大きな利益を出していたことが分かった。日本国民にとって大変喜ばしい出来事だ。 GPIFの公開資料から重要なところを紹介したい。 まず最新の運用結果について。2016年度はドナルド・トランプ大統領誕生で株価が危ぶまれたものの、その後は調子を取り戻し、最終的には7兆9,363億円の儲けに。これで2001年からのトータルで計算すると53兆3,606億円の儲けということになる。 運用資産額は144兆9,034億円なのでかなりの成果が出ていると言えよう。これもアベノミクスの成果がしっかりと出ているおかげ。アベノミクスについては一時は専門家から失敗という声があがったが、直近では日経平均株価2万円超えを達成し絶好調だ。 これまでの利益をグラフにすると右肩上がりで増えていることが分かる。 もちろんリスクを含む運用なので短期的には赤