この度、内閣官房が推進する「レギュラトリーサンドボックス Regulatory Sandbox in Japan」の評価委員を務めることになりました。 硬直的で一律な制度設計では、世界に遅れを取ってしまう。リスクの適切な管理を行いながらも規制を緩和し、社会実証を積み重ねていくプロセスが、イノベーションには不可欠であると判断し、政府主導で推進する取り組みです。 現行ルールの中には、戦前や戦争直後に制定されたものもたくさんあります。当時と今では、当たり前ですが、社会環境は大きく変わっています。インターネットやブロックチェーン、人工知能などの技術も進化し、「ルールの想定外=グレーゾーン」も増えていくばかり。だからこそ、「まずはやってみる」を推進する必要がありますよね。 ちなみにこのアプローチ、規制以外の領域では先行して実践されています。ソフトウエアでは「ベータ版」、ハードウエアでは「プロトタイプ