カドカワの通信制高校「N高等学校」(N高)が4月6日に開校し、東京・六本木のニコファーレで入学式を開いた。新入生はVR(仮想現実)ヘッドマウントディスプレイを装着し、沖縄県うるま市にある本校舎の映像をリアルタイムで体感するなど、「ネットの高校」を意識した内容となった。 N高等学校は、好きな時間・場所からネットで授業に参加でき、3年間で高卒資格を取得できる通信制高校。通学に時間がかからない分、通常科目以外に課外授業を豊富に用意するのが特徴だ。受験勉強やプログラミング、文芸小説、アニメやゲーム、ファッションなどさまざまなジャンルの授業を受講できる。本校舎は沖縄県うるま市に設け、スクーリングの会場に利用する。初年度の入学者数は1482人。年齢を問わず、15歳から30歳まで幅広い生徒がそろった。