一般の新聞にも出るようになったのかと感慨深いものがあります。読売オンラインから。 大学が学術雑誌買えない 値上がり、予算減で 研究に影響懸念 山口大の図書館は昨年末、雑誌を扱う出版社シュプリンガーとの購読契約を打ち切った。千数百万円の経費削減となったが、約1300の電子雑誌が読めなくなり、研究者の個人購読に切り替えた。理系、文系を問わず、過去の成果や最新の動向を知ることは研究の第一歩。学術雑誌が読めなくなれば、その基盤が損なわれかねない。丸本卓哉学長は「買いたくても買えない。研究の根幹にかかわる」と危機感を募らせる。 学術雑誌が、どんどん少数の出版社に吸収され寡占化が進み、とてつもない高騰を続けています。学術雑誌というものは、もともと読者が少ないこともあって高いものだったのですが、それが数を増やしていると同時に、「価格は毎年5~8%のペースで値上がりを続けて」いるという現状があります。 も
値上がり、予算減で 研究に影響懸念 学術雑誌の価格が高騰して、大学が購入を取りやめる事態も起きている。 「大学や独立行政法人が悲鳴を上げている。重要な情報源が維持できない」。4月10日の総合科学技術会議で、金沢一郎・日本学術会議会長は福田首相に窮状を訴えた。 山口大の図書館は昨年末、雑誌を扱う出版社シュプリンガーとの購読契約を打ち切った。千数百万円の経費削減となったが、約1300の電子雑誌が読めなくなり、研究者の個人購読に切り替えた。理系、文系を問わず、過去の成果や最新の動向を知ることは研究の第一歩。学術雑誌が読めなくなれば、その基盤が損なわれかねない。丸本卓哉学長は「買いたくても買えない。研究の根幹にかかわる」と危機感を募らせる。 他大学も、共同で複数の雑誌を割安な価格で一括購読したり、独自に蓄積した論文をホームページで無料公開したりするなどの対策を取る。しかし、研究費や論文の数が増える
図書館では1999年度より、地下書庫・地下3階スペースなどに保管されていた寄贈図書および各学部等退職教員からの個人研究費等購入図書の返還図書につき、資料を死蔵せず有効利用を図るため、具体的な処理方法を策定し、一部試行の上、2000年3月より実施に移した。 本学図書館に寄せられる寄贈図書は多く、内容も多種多様にわたっている。最近の大口の例をあげると、明治の民法学者岡松参太郎氏の蔵書、作家陳舜臣氏の蔵書と資料、中里介山の甥で作家の伊藤和也氏の蔵書などがある。校友や退職教職員、一般篤志家からの図書寄贈もきわめて頻繁である。これらはそれぞれ、さまざまな事情があって寄贈を申し出てこられるわけであるが、一般的に言って、大量の書物を個人では保管しきれなくなったということではないかと思われる。陳舜臣氏の寄贈の場合は、氏が阪神大震災に遭遇され、身辺に本や資料を置くことの危険を痛感されたという理由であった。
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