ミャンマー・シャン州で投降した国軍兵士らに向かって話す武装勢力関係者(左)=14日(The Kokang online media提供、AP=共同) 【バンコク共同】軍事政権が続くミャンマーで、軍政打倒を掲げた少数民族武装勢力の攻勢が拡大している。中国やインドとの国境地帯では100人を超える国軍兵が投降するなどし、軍政は緊急会議で「国家分裂」の危機だと表明した。民主派指導者アウンサンスーチー氏が率いた政府が倒されて2年9カ月が経過。劣勢だった少数民族や民主派が勢いを増す異例の展開となっている。 【地図】ミャンマー少数民族が独自戒厳令 軍政の支配力が弱体化か 攻勢拡大のきっかけは10月27日に北東部シャン州で3勢力が共闘して仕掛けた一斉攻撃だ。独立系メディアなどによると、次々と検問所などの国軍拠点を占拠。日付にちなみ「作戦1027」と名付け、軍政を打倒するとの声明を出した。
![ミャンマー国軍兵、続々投降 少数民族の武装勢力、攻勢が拡大(共同通信) - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/98b3f831226d4b4a79b67f36d8b7db70936820a9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnewsatcl-pctr.c.yimg.jp%2Ft%2Famd-img%2F20231120-00000108-kyodonews-000-13-view.jpg%3Fexp%3D10800)