好事か、悪事か……。歯に衣着せぬ物言いで人気を博し、連日、テレビ番組に引っ張りだこのマツコ・デラックス(45)。番組内で怒鳴り散らすのはウケ狙いとしても、時には打ち合わせの場面などでも激昂するのだとか。番組スタッフは戦々恐々だが、視聴率のとれるマツコの業界での発言力は増すばかり。下手をすれば、“パワハラだ”と陰口を叩かれても不思議ではないが、なぜか現場からは、称賛の声が上がっているという。 *** たとえば、その“事件”は、TBSの人気番組「マツコの知らない世界」の制作現場で、1カ月ほど前に起きた。番組関係者の話。 「マツコさんが“最近、番組が面白くなくなってきた”と苦言を呈しました。それを聞いた幹部スタッフの1人が、“僕もそう思うんです”と、つい口走ってしまったんです。するとマツコさんが大激怒。そのスタッフは皆の前で“お前が言うな”と叱責されたのです」 その時のマツコは、まさに“怒り心頭