ブックマーク / kaito2198.blog43.fc2.com (3)

  • 情熱の宮崎駿、冷静の高畑勲、両方を備える富野由悠季。あと種やら00やらギアスやら色々語り

    最近常に思っているのは、何故最近のアニメの出来はこうも悪いのだろう。もちろん、良い作品もちゃんとありますけど、とにかく質が低いアニメは多すぎると感じます。 それらと比べて、改めて宮崎駿作品、高畑勲作品を観れば、両方の質の違いに、どうしても思わず感服しないわけにはいけません。 しかし、そうはいっても、宮崎作品や高畑作品を見ている自分にとって、それらの出来の良さを称えると同時に、やはりどこかに違和感を抱えずにはいけません。出来が非常に良い作品なのに、どこか飲み込めない感じは、ここ数年がずっとありました。 何故そういう疑問を抱いてるのか、自分でも上手く答えを見つけることができませんが、昨日寝る前に、『アベニールをさがして』の文章を読んでると、突如ヒントをつかめて、自分なりの答えを見つけることができました。 01.「アベニールをさがして」から見る富野演出の典型 以下のくだりです。 上空、数百メート

    情熱の宮崎駿、冷静の高畑勲、両方を備える富野由悠季。あと種やら00やらギアスやら色々語り
  • ガンダム・パトロール

    アベニール記事を考えてる最中の副産物。出典はもちろん徳間書店の『戦争と平和』。とても良いですから、まだ読んでない方は今すぐkonozamaへ…!いや、別にアマゾンじゃなくてもいいですけど。 「モビルスーツ」の限界 大塚 これまでの話を受けていくと、富野さんは今後アニメの中でモビルスーツというものをどのように扱っていかれるつもりなのか、改めてうかがってみたくなります。兵器のリアリティが失われたり戦場が変化したりしていくとおっしゃる中で、今後もそれを兵器として描いていけるのか、それは成立しうるのか。非常にシビアな問題になってくると思うんですが。 富野 ええ、困ってもいるし、実をいうとにっこりもしています。今年(2001年)の春ぐらいかな、もしも次のガンダム企画があったらということで一つ思いついたのは、もはや基的にテロリズムに対応した戦争ものしかないだろうと考えて、『ガンダム・パトロール』で

    ガンダム・パトロール
  • フランスアニメーションの可能性

    関連記事 ■台湾アニメーションのこれから 思わぬところでリクエストをいただいたので、予告通り、少しフランスアニメーションについて書きます。 ヨーロッパにはアメリカとは違う固有のアニメーションスタイルを持っています。一口ヨーロッパと言っても、様々な様式がありますが、その多くがテーマ性と実験性を溢れている、今日我々が考えたアニメとは、まったく別ベクトルなものです。たとえば、チェコの人形アニメなどは、日でも有名でしょう。そのへんは五味洋子氏のアニメスタイルの連載やを読めば、その豊かさを色々分かると思いますので、ここで割愛して、フランスだけに絞ってきます。 さて、フランスは元々欧州のなかでも文化技術が進んでる国なので、アニメーションの技術もかなり持っています。さらに、芸術の国でもあるので、作られた作品も芸術性が溢れています。が、一つ大きな挑戦が彼らの前に現れた。それは、ディズニーをはじめとす

    フランスアニメーションの可能性
  • 1