私が田部さんの意見に反対する意見を寄稿したのは、第一には、「アゴラの執筆者の中には田部さんの意見に反対の考えの人間もいる」ということを、念の為はっきりさせておきたかったことです。(「類は友を呼ぶ」という言葉もあるので、「アゴラの執筆者は大体同じ考えの人達に違いない」と考えている方も多いと思ったので・・・。)そして、第二には、「既存メディアの過大な力を牽制する為にも、将来の世論構成のベースとしてインターネットを盛りたてていこう」と考えている人達に対し、「種々の自主規制によって、インターネットの陰の部分に対する批判や敵意を和らげて行く必要があること」を、あらためて訴えたかったことによります。 従って、私が申し述べた事は、ごく常識的な意見で、面白くも可笑しくもないものだったにも関わらず、これに関連して非常に多くの書き込みがあり、また、そのうちの多くが、「自主規制への懸念」をあらためて表明するもの