東京・国立市の古美術店で経営者の男性が殺害された事件で逮捕された陶芸家の男が、調べに対し、「男性が自分が売った焼き物を転売してもうけていたので金を要求した」などと犯行の動機を供述していることが警視庁への取材で分かりました。 この事件は今月3日、東京・国立市の古美術店で、経営者の田代正美さん(73)が刃物で刺されて殺害され古美術品のつぼなどが奪われたもので、群馬県みなかみ町の陶芸家、櫻井正男容疑者(66)の夫婦が強盗殺人の疑いで警視庁に逮捕されています。 警視庁によりますと、櫻井容疑者は犯行の動機について「金を借りるために店に行ったが断られたので刺した」と供述していましたが、その後の調べに対し、「田代さんが自分が売った焼き物を転売してもうけていたので金を要求した」と供述していることが警視庁への取材で分かりました。 櫻井容疑者は11年前から自分が作った焼き物を田代さんに売っていて、最近ではこと