受験偏差値の低い、いわゆる「Fラン大学」と呼ばれる大学に優秀な学生が進学したら、どんな学生生活が待っているのか? 関西在住のTさんは、学業成績は優秀ながら、家庭の事情もあって地元のFラン大に進んだが、学校側のサポートと本人の努力の甲斐もあり、見事に公務員試験に合格。来春から、地元ではエリートとされる公務員になることが決まり、両親は涙を流して喜んだ。しかしTさんは、もともと県内屈指の進学校に通っていて、そこでも上位クラスの成績を収めていた優等生。大学の同級生とはとことん波長が合わなかったという。 「高校の同級生から大学生活の話を聞くと、レベルの差を痛感させられることは多かったです。高校の友達やその同級生は、海外留学を視野に入れていたり、司法試験などの難関資格取得を目指したりしているのに、私の大学の同級生からそんな話は聞いたことがありません。英語の授業のレベルを考えると、ウチの学生では英検2級