路上で騒いでいた少年を立ち去らせるため、警視庁滝野川署の男性巡査長(27)が拳銃を抜いて威嚇した事件で、全国から巡査長の行動を支持する手紙やメールが署などに相次いでいることが5日、分かった。警視庁では拳銃の適正使用にあたらないとみて、特別公務員暴行陵虐容疑で調べるとともに処分も検討中だが、署には処分の軽減を求める地元住民の嘆願書も提出された。「許される行為ではないが」…。警視庁幹部も思わぬ反応に戸惑い気味だ。 事件は2月26日午後8時半ごろ、東京都北区滝野川の路上で発生。「大声がうるさい」との苦情を受けて駆けつけた巡査長が区内の高校2年生(16)ら少年3人に注意した。3人はいったんその場を離れたが、約10メートル先で再び路上に座り込んだ。名前などを尋ねても無視したため、拳銃を抜いて立ち退かせたという。3人が直後に、「銃を向けられた」と署に訴え出て発覚した。 署などには5日昼までに手紙や電話
御津高(岡山市御津金川)で12日に行われた自己推薦入試の適性検査で、一部教室の受検生全員が「検査開始」を理解できず、7分間、問題に手をつけない珍事が起きた。 同校によると適性検査は作文で、「校訓」についての資料を読み、自分の意見を400字以内で書く内容。開始のチャイムが鳴った後、校内放送で、制限時間が60分であることや、1ます下げて書き始めるなどの諸注意が流れた。4つの教室のうち3教室では放送終了後、受検生が問題の表紙をめくって資料を読み始めたが、1教室(35人)は誰も動かなかった、という。 現場の監督者が「受検生が始めません」と本部に連絡。本部職員が教室を確認し、口頭で開始を指示した。すでに7分が経過していたため、この教室だけ終了時刻を7分延長し、混乱はなかった。 同校では過去3回の自己推薦入試でも、同じ手順で実施していたが初めてのケースだという。同校は「次の指示があると思い、全員がじっ
【ニューヨーク=貞広貴志】5日の米大統領選の「スーパーチューズデー」が、記録的に高い投票率を記録したことが6日、アメリカン大学の調査などで明らかになった。 予備選を行った14州(党員集会だった9州とカリフォルニア州を除く)のうち、ニュージャージー、ジョージア、ミズーリなど10州で、予備選参加者数が過去最高を記録した。たとえば、マイク・ハッカビー前アーカンソー州知事がジョン・マケイン上院議員を接戦の末に下したアラバマ州の共和党予備選では、有権者の16%が投票、過去最高だった1988年の7%を大きく上回った。 CNNテレビの集計によると、投票参加者は民主党が1440万人、共和党が870万人と推計され、ヒラリー・クリントン上院議員とバラク・オバマ上院議員の激しい指名争いへの関心が高いことを示した。 米国では、選管が投票率を集計しないことが多いが、党の指名候補を決める予備選段階での投票率は、ひとケ
オレは喫煙者であるが、タバコの煙は嫌いである。 タバコくさい部屋は敬遠する。タバコの匂いが服につくのがいやなのだ。宴会に参加したときは仕方ないが。 なのでオレの部屋は禁煙となっている。 真冬でも防寒具を着て、外のベランダで吸う事にしている。極力タバコは吸わないに越した事はない...more
電車の中で化粧をする女性が昨今、批判されている。しかし、先日もっとすごいものを見た。 小学校の高学年とおぼしき少年が、地下鉄の中で勉強に没頭していたのである。鞄(かばん)を横の座席に置き、その上にジャンパーをのせ、筆箱などの勉強道具一式を周囲に配置して、膝(ひざ)に問題集を広げている。座席を1・5人分占領したその空間は、驚くほどプライベートな感じだった。近くには立っている老人もいたが、少年は気にも留めるようすもない。 その少年は地下鉄での勉強に慣れているらしく、駅到着前のアナウンスが聞こえてくると、ぴたりと勉強をやめて片づけにかかった。勉強道具を鞄にしまい、ジャンパーをはおって立ち上がると、どんぴしゃのタイミングで扉が開いた。少年は周囲には目もくれず、いちばん先に電車を降りて、目指す方向(おそらく塾だろう)へ歩み去った。 彼は利発そうな顔立ちで、成績もきっと優秀にちがいない。身なりも裕福そ
岡山県倉敷市で今月初め、市内の小学3年の男子生徒(8)が、インフルエンザが原因で死亡していたことが13日、分かった。 同市などによると、男子児童は3日に発熱を訴え、4日は学校を休んで市内の病院で診断したところ、インフルエンザと判明。その後、症状が急激に悪化し、市内の総合病院に緊急入院したが、インフルエンザ脳症の発症に伴う多臓器不全で、6日に死亡したという。男児の兄弟2人(小学生)もインフルエンザにかかっているが、男児が通う学校では集団感染の報告はなかった。 岡山県では、インフルエンザの流行を受け、昨シーズンより約3カ月早い「インフルエンザ注意報」を今月6日に発令。今冬、県内の学校から届け出のあったインフルエンザ患者数は1687人となり、これまでに計72校・園が休校や学級閉鎖している。
平成19年の世相を表す漢字は「偽」−。日本漢字能力検定協会が公募で選ぶ「今年の漢字」に「偽」が決まり、清水寺(京都市東山区)で12日、森清範貫主が縦1・5メートル、横約1・3メートルの和紙に「偽」の文字を大きく揮毫(きごう)した。 産地や原材料偽装、賞味期限の改竄(かいざん)など食品偽装の問題が相次いだことがその理由。さらに、年金問題など政界に対する国民の不安の声も反映した形となった。 今回は全国から9万816通の応募があり、「偽」は1万6550票と圧倒的多数の1位。2位は「食」で約2450票、3位は「嘘」、4位は「疑」と続き、2位以降も「偽」と同じ理由で選ばれている。 森貫主は「日本人の一人としてこういう漢字が選ばれるのは悲憤にたえない。自分を律する気持ちを持って、これをバネに来年は良い字にしたい」と話した。
たばこ自販機は2008年3月より順次、「成人識別たばこ自動販売機」へと変わる予定。<br>これが「taspo(タスポ)」カード。顔写真も必要となる 来年2008年から自動販売機でのたばこの購入方法が大きく変わる。 たばこを自動販売機で購入する際に、成人かどうかを機械に識別させる専用ICカード「taspo(タスポ)」が必要になるのだ。 この取り組みは未成年者の喫煙防止策として、「社団法人日本たばこ協会(TIOJ)」、「全国たばこ販売協同組合連合会(全協)」、「日本自動販売機工業会(JVMA)」の3団体が主体となって行うもので、全国の自動販売機、約56万5000台に適用される。 そう、来年からはこの「taspo(タスポ)」がなければ、自動販売機でのたばこの購入ができなくなるのだ。 「taspo(タスポ)」は成人のみに発行されるICカードで事前の申し込みが必要。 申し込むには小売店やインターネッ
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