トップ・エンジニアがPro Toolsの使いこなし術を解説するAvid公式のセミナー・イベント、『Pro Tools Master Class』。これまでは東京・赤坂のAvid Space Tokyoや『Inter BEE』会場などで行われてきたこのイベントですが、コロナ禍によりリアルでの開催が難しくなったことを受けて企画されたのが、オンライン・セミナーの『Pro Tools Master Class ONLINE』です。その第1回目の講師を務めたのは、X JAPANや河村隆一、SOFT BALLETなど、数々のアーティストを手がけてきたエンジニア/プロデューサーの杉山勇司氏。この日は杉山氏と縁が深いカルト・バンド、Nav Katze(ナーヴ・カッツェ)の未リリース曲を題材に、Pro Toolsとプラグインを駆使したミックス/マスタリング術が約1時間にわたって解説されました。Pro Too
音を扱う上で基本となるのは音響工学や聴覚心理の知識です…ある程度のことを知らないと、物理的に回避不能な問題に永遠と取り組む羽目になる場合があるので、一般的な専門学校で習うであろうレベルのお話をしたいと思います。私が講師であればの前提ですが… 耳という感覚器官を知る 大前提として聴覚は人間の感覚器官の中でもポンコツレベルの代物だと認識してください。音響心理学では、言語を読み取る能力と、危険を察知するためだけの器官だと説明されています。耳の構造は欠陥だらけで厳密に音を理解するための器官ではねーぞって学者は言ってるのです。はい。 また、自称、耳が肥えている、自分の耳に自信がある人達に、2重ブラインドリスニングテストを行いましたが、結果は、49.8% に収束。つまり、これは2択の選択問題の正答確率であり、ブラインドテストを受けた人々は実際には当てずっぽうで回答していた証拠となります。 よくある耳が
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